クラシックなデザインが他とは違う! 驚異的機能も満載なスマートウォッチ【ファーウェイのクリエイションVol.3】

  • 写真:宇田川 淳 スタイリング:石川英治 文:ガンダーラ井上

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HUAWEI WATCH GT 3は余計な装飾を削ぎ落とし、クラシックな美しさを備えているので、日常の愛用品と組み合わせても違和感なく使える。

ファーウェイは、情報通信の根幹を支えるインフラシステムから、我々にとって身近な存在であるコンシューマー向けスマートデバイスまで、多岐にわたる製品群の開発・製造元である。世界的なリーディングカンパニーとして活躍するファーウェイが手がけるスマートデバイスの中でも、2020年における世界シェア2位の製品がスマートウォッチだ。

今回は、優れたデザインと機能がバランスよくパッケージされ、2週間ものバッテリーの持続時間の長さを誇るHUAWEI WATCH GT 3 46mmシリーズの実力を検証し、その魅力に迫る。

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スタイリッシュさと、使い勝手のよさを両立

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シンプルに徹したデザインの本体に、クラシカルなアナログのウォッチフェイスを表示。スーツ着用のビシネスシーンでの親和性も高い。なお、46mmシリーズにはクラシッ クモデルの他にスポーツモデルもラインアップ。

HUAWEI WATCH GT 3は、余計な機能を削ぎ落としたシンプルなデザインを特徴とするスマートウォッチだ。約46㎜の直径をもつ本体には、視認性の高い1.43インチ大型ディスプレイを搭載している。

リアケースには強化ポリマーファイバーを採用することで肌に優しく、ワイヤレス充電式なのでケーブル類の差し込み口が存在しないことから清潔さも保たれる。特筆すべきはバッテリーの持続時間だ。

24時間フル使用、心拍数および睡眠モニタリング機能ON、1週間平均でGPSを連動させた運動を90分、音楽再生を30分、1日にメッセージ50件、着信6件、アラーム3件、200回の画面点灯を実施するという条件でバッテリーが2週間持続する。

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HUAWEI WATCH GT 3本体の2時位置には、デジタルウォッチとしては異例ともいえるリューズが装備されている。

HUAWEI WATCH GT 3に搭載されたマン・マシン・インターフェイスにおいて最もユニークなポイントは、本体にリューズが装備されていることだ。機械式のアナログ腕時計であれば針を動かして時刻調整をし、カレンダーの日送りをするのに用いられるクラシカルな部品が本体2時位置に備わっている。

デジタル黎明期の事例として1970年代の中盤にはリューズを備えたデジタルウォッチが存在していた。それはアナログ操作しか知らない当時のユーザーに対してデジタル製品の取り扱いに関するハードルを下げるための手立てだった。それから約半世紀が経過した現代の視点で評価しても、直感的な操作が可能という点でリューズ操作をスマートデバイスに実装することは理に適っているのだ。

HUAWEI WATCH GT 3のスムーズに回転するリューズをワンプッシュして操作すれば、タッチスクリーンをタップしたり、ピンチイン・アウトすることなくメニュー画面に並んだアイコンのサイズを拡大・縮小したり、各種アプリ内で設定可能なレベルを調整することが可能だ。

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バンドルされている文字盤デザインに加え、Huawei Healthアプリの文字盤ギャラリーには10,000種類を超えるデザインが用意されている。

スマートウォッチの楽しさは、ウォッチフェイスを自由自在に変更可能な点にある。往年のアナログスタイルから、実用的な数値やグラフを配置したハイテク感にあふれた表示や、遊び心をくすぐるグラフィカルなデザインまで、Huawei Healthアプリの文字盤ギャラリーにアクセスすれば10,000種類を超えるデザインが手に入れられる。

ウォッチフェイスの中には、各パーツの配置や色などを自分好みにカスタマイズできるものや、よく使うアプリのショートカットアイコンをフェイスデザインに追加できるものもあり、見た目と使い勝手の双方を満足させてくれる。

インストールしたアプリを選択する画面には、グリッドデザインを使用した新しいレイアウトを採用している。各アプリのアイコンをズームイン・アウトして探すことが可能で、スワイプ操作で全方向に自由に移動、アプリのアイコンを長押ししてドラッグすることで簡単に順序を再配置、といったこともできる。

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多彩なワークアウト用メニューと、身体モニター機能

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さまざまなジャンルのトレーニングを可視化し、運動の指標を知る。画面はウエイトトレーニングのアプリ画面だ。

ニールセンの調査によれば、スマートウォッチのユーザーのうち96%が身体状況のモニタリング機能を使用しており、運動状況のモニタリング機能に関しても95%が使用しているという回答を得ている。ワークアウトの管理はスマーチウォッチ購入における最大の理由であり、ワークアウトシナリオは、ユーザーにとって最も頻繁に使われるシナリオなのだ。

HUAWEI WATCH GT 3には、ランニング、ウォーキング、登山、ハイキング、トレイルラン、水泳、フリートレーニング、縄跳びなど18のプロワークアウトモードをはじめ、100を超えるワークアウトモードが実装されている。それぞれのワークアウトでは、最大酸素消費量や有酸素・無酸素でのトレーニング効果、リカバータイムの表示など必要に応じた情報が数値やグラフで可視化される。

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心拍数モニターのディスプレイ。現在の心拍数だけでなく、装着していた時間を遡って心拍数の増減をグラフで表示する。

自分の身体を知り、運動の方針を決定するのに欠かせない基本的な指標が心拍数だ。多くのスマートウォッチには心拍測定機能が搭載されているが、HUAWEI WATCH GT 3には進化した心拍数モニタリングエンジンであるTruSeen™5.0が実装されている。

光信号の受信デバイス数を従来モデルから2倍にし、人間工学に基づいたサファイアケースのセンサー部で光通信の精度を効果的に高め、センサーにはフレネルフィルムを使用することで信号の干渉を軽減。アップデートされたAIアルゴリズムを用いてセンシングされたデータから不要なノイズ成分を除去することで、心拍数の測定精度を向上させている。

このことから、安静時はもとより運動時に素早く腕を動かしたり、手首が大きく揺れたりする場合や、低温の環境下でも心拍数の安定した測定値を得ることができる。

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心拍数と同様に血中酸素レベルの測定も365日24時間自動的に行われ、Huawei Healthアプリから履歴データをいつでも確認することができる。

私たちの身体を流れている血液には、酸素を運ぶという大切な役割がある。肺からの酸素が赤血球に取り込まれ、酸素をたくさん含んだ血液が脳から手足の先まで行き渡ることで全身の機能が健全に保たれている。

血中酸素レベルは、赤血球によって全身に運ばれる酸素の量を測定した数値で示される。この値は酸素飽和度と呼ばれ、95〜100%が正常値とされている。

そもそも酸素飽和度を測定する必要に迫られていたのは登山家やフリーダイバー、マラソン選手などの酸素を極端に多く消費するアスリートであり、フィットネスやスポーツ専用のウェアラブルデバイスにおいて酸素飽和度のモニター機能が搭載されているモデルが存在した。

最近では一般的なスマートウォッチにも酸素飽和度の測定可能なモデルが登場しており、HUAWEI WATCH GT 3も腕に装着しているだけで常時測定可能だ。心拍数に加えて酸素飽和度の数値変動をチェックすることは、自分の身体の状態を見つめ、よりよい行動を促す手助けとなる。

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HUAWEI WATCH GT 3は、豊富な機能を保ったままダウンサイジングされた42mmモデルもラインアップされている。

HUAWEI WATCH GT 3のデザインも機能も気に入ったが、もう少しダウンサイジングされたモデルが欲しいというユーザーに向けて、コンパクトでスリムな42mmモデルも用意されている。リューズを用いたマン・マシン・インターフェイスや各種の機能はそのままで、直径、厚さ、重量が軽減され、46mmモデルに装備されていた本体周辺部のベゼルを排することでディスプレイの面積を最大限に拡張し、その表面は3D曲面ガラスが採用されている。

デイスプレイサイズは46mmモデルが1.43インチに対して42mmモデルは1.32インチだが、ピクセル数は466×466で同等である。バンド調整の最小サイズも130mmとなり、手首の細いユーザーにとっても有効な選択肢だ。46mmモデルと同じ使用条件でのバッテリー連続駆動時間は1週間である。

HUAWEI WATCH GT 3シリーズは、46mmと42mmの両モデルともにロングバッテリーライフであり、優れたデザイン性をもつ。ワークアウトや健康管理の心強い味方となって我々の日常生活を良い方向へと導いてくれるパートナーになるだろう。

問い合わせ先/ファーウェイ コールセンター
TEL:0120-798-288
https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt3