雑誌「Pen」で反響の高かった特集『みんなの谷川俊太郎。』を、再編集＆新規収録ページで再構成。より読みやすく、携帯しやすい書籍スタイルでお届けします。

1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューして以来、70年以上にわたりことばの可能性を追求し続けた谷川俊太郎。

「生きる」「朝のリレー」といった教科書でおなじみの作品から、作詞、絵本、翻訳に至るまで、その創作活動は実に多岐にわたる。

あるときは日常の何気ない瞬間を、あるときは宇宙の営みを、またあるときは人の生き死にを。世界を鮮やかなことばで描く谷川作品は、幅広い世代の心に響き続けている。

本書では、ことばと戯れ、ことばに愛された稀代の詩人の軌跡を辿り、その創作の秘密と魅力に迫る。