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俳優・宮沢りえとプレモル醸造家が、最高峰のこだわりに出会う旅。 Vol.1

  • 写真:森山将人(TRIVAL)
  • スタイリング:斉藤くみ
  • ヘア:shuco(3rd)
  • メイク:早坂香須子
  • セットデザイン:青木静花
  • 編集&文:佐野慎悟

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華やかな香りと深いコクが人気の高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の系譜に、新たに「プレモルの最高峰」を称する「マスターズドリーム 〈無濾過〉」が加わった。その開発にあたって醸造家たちが追い求めたのは、「世界で一番うまいビールをつくりたい」という純粋な夢。原材料や製法にとことんこだわり、約16年かけて大切に磨き上げてきたマスターズドリームは、ついに「無濾過」という発想とともに一つの到達点を見た。Pen Onlineでは俳優の宮沢りえを迎え、様々なフィールドで活躍するクリエイターたちとの対話から、「最高峰のこだわり」に出会う新連載をスタート。第一回目は、この連載のパートナーとなるプレモル醸造家・丸橋太一との対談を通して、「マスターズドリーム 〈無濾過〉」の魅力を紐解いていく。

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左:宮沢りえ●1973年東京都生まれ。1988年に映画初主演にして日本アカデミー賞新人賞を受賞。2001年『華の愛~遊園驚夢』でモスクワ国際映画祭主演女優賞、02年『たそがれ清兵衛』、14年『紙の月』、16年『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を三度受賞する。舞台にも積極的に出演し、読売演劇大賞の大賞および最優秀女優賞も受賞。圧倒的な存在感で、多方面で活躍する、日本を代表する女優。

右:丸橋太一●1974年、群馬県生まれ。サントリー入社以来、ビール事業に携わっている。地元(群馬)にある利根川ビール工場で勤務の後、ドイツミュンヘン工科大学ビール醸造学科へ留学。2009年にドイツより帰国後、「〈香る〉エール」や「マスターズドリーム」の開発を手掛けた。その後、利根川ビール工場の技師長を経て、現在はビール商品開発研究部部長を務める。

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宮沢りえが感じた、濃密なうまみ

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ビールづくりの基本から、気になったことを次々と質問してく宮沢。「ビールは喉越しの良さよりも、香りや味わいをじっくりと愉しみたい」と、好みのスタイルを語る。

「うちではいつもプレモルです」と語る宮沢は、「プレモルの最高峰」と呼ばれる新しい「マスターズドリーム〈無濾過〉」に興味津々の様子。醸造家の丸橋に促され、初めてのひと口に目を輝かせる。「ああ、おいしい! ミネラル感というのか、麦自体の味が濃い気がします。ビールの色も、黄金色よりも濃い琥珀色に見えますよね」。その感想を聞いた丸橋は、「まさにそれが、今回無濾過にしたことで強調したかった特徴の一部なんです」と、嬉しそうに説明する。

一般的なビールづくりでは、麦汁に酵母を加えてアルコール発酵させてから、1ヶ月から2ヶ月ほど熟成させたビールを貯酒と呼び、それを濾過して、酵母やオリ成分を取り除いたビールが製品になる。「濾過することによって清澄で喉越しのいいビールができるのですが、かねてからわれわれ醸造家は、より濃密なうまみとやわらかな口当たりが愉しめる貯酒ならではの魅力にも注目しており、なんとかその味わいをお客さまにもお届けできないものかと、試行錯誤を続けてきました」。実際、過去にも「無濾過」のマスターズドリームが展開されたことはある。しかし当時は、タンクから樽に直接手詰めするという方法で製品化されていたこともあり、ごく少量のみの限定生産にとどまっていた。いよいよ、この4月から全国展開されているマスターズドリーム〈無濾過〉の登場によって、濃密なうまみが感じられる「無濾過」ならではの魅力を、誰でも気軽に愉しむことが可能になったのだ。

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「国産のビールで初めてモンドセレクションを受賞したプレモルの成功に満足せず、ビールの美味しさをさらに突き詰めていこうと考えたことが、マスターズドリームの開発をスタートしたきっかけです」と丸橋。

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効率や生産性よりも、最高峰の品質を優先

0049_01.jpg「銅製循環型ケトル」の模型を使って、宮沢にマスターズドリームの製法を説明する丸橋。「銅と麦汁の接触面積をできるだけ増やすために、銅製の管の中を麦汁が通る構造にしました」。ダイヤモンド麦芽の魅力を最大限引き出すために、銅製循環型ケトルを用いて麦汁を煮出す工程を3回繰り返す「トリプルデコクション製法」を採用している。

「無濾過だからこそ、麦自体のおいしさがダイレクトに感じられるんですね」と感心する宮沢に、丸橋は素材に対するこだわりも語る。「ビールは大麦の麦芽とホップと水だけでできているので、その限られた素材の品質や組み合わせが、大きく味わいを左右します」。マスターズドリームでは世界中の麦芽を厳選した結果、ビールの本場であるチェコで伝統的に使われている、ダイヤモンド麦芽という品種を採用している。「この麦芽はそのまま食べてもおいしいぐらいコクとうまみの詰まった麦芽なんですけど、通常の麦芽と比べると構造的にとても硬くて、じっくり時間と手間をかけて仕込まないと十分に良さを引き出すことができません。その扱いの難しさから、近年ではあまり使われなくなっている品種ではありますが、最高峰の味わいを求めるには、この麦芽が必要だと開発の初期の段階から確信していました」

そして彼らは、ダイヤモンド麦芽の良さを最大限引き出すために、これまでに類を見ない全く新しい設備を開発した。それが、高い熱伝導率を持つ銅を使って麦汁を炊く、「銅製循環型ケトル」だ。このケトルで麦汁を一気に煮出す工程を3回繰り返すことで、より厚みのある味わいと、芳ばしさが引き出されるというのだ。「一つの商品のために新しく設備を開発するのって、ビールづくりの世界では一般的なことなんですか?」と聞いた宮沢に、「私は聞いたことがありません」と苦笑いする丸橋。そもそもマスターズドリームは、効率や生産性ではなく、素材や製法にとことんこだわることで、世界最高峰の品質を目指した「醸造家の夢」のビール。必要な設備があれば、一から設計するというのが当然の選択なのだろう。

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製法やこだわりを聞いた後に、改めてマスターズドリームの味わいに向き合う宮沢。「ビールっていうと、揚げ物やお肉みたいな男子飯に合わせるイメージがありますが、これは繊細なお出汁を使ったお料理にも合うと思います」

「でも、なにか新しいことを始める時って、必ずしもすべてがうまくいくとは限りませんよね」と問いかける宮沢。丸橋は「失敗ばかりですよ」と照れ笑いする。その様子を見て宮沢は、「なんだか丸橋さんのお話を聞いていると、商品をつくっているというよりも、まだ誰も知らないことをひたすら追い求めて研究している科学者みたいですね(笑)」と笑顔をこぼした。丸橋はそれを受けて、醸造家として日々の仕事に向き合う上での心構えを語る。「ビールって、工場で麦芽を入れたら自動的にできる、工業製品のような物を想像されることが多いのですが、麦芽は農作物なので、畑によっても、その年の天候によっても状態が違います。我々醸造家は、どんなにおいしいビールができても、これが100点満点って思えることはなくて、常に次の仕込みではもっとおいしいビールをつくろうという想いをもって、毎日工夫を続けています。なかなかゴールがないんですよね」

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ビールづくりと、演劇に見る共通点とは

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ダイヤモンド麦芽と欧州産アロマホップを使用し、天然水で仕込んだピルスナースタイルのビール。無濾過ならではのリッチな味わいが魅力。「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム 〈無濾過〉」350ml

宮沢は最高峰のこだわりが詰まった「マスターズドリーム 〈無濾過〉」との出会いから、なにを感じ取ったのだろうか。「マスターズドリームはビール通の人に向けた高級ビールっていう見かたもできますが、私はむしろ、ビール初心者にこそ選んでもらいたいビールだと思いました。こんなに丁寧に、愛情をかけてつくったおいしいビールと出会えれば、みんなビールを好きになると思うんです。私も俳優として、その日初めて舞台を観に来てくれた人が、また劇場に足を運びたいなって思ってもらえるように、誠実に演技と向き合おうって、毎日思うんです。ビールも演劇も、なんでも初めて体験するのであれば、できるだけいい物と素敵な出会いをしてほしいな、と思います」

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