ジ・オニツカの代表的モデル、 「ダービー」を解き明かす

  • 写真:青木和也
  • スタイリング:飯塚祥大
  • 編集&文:一史

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ドレスシューズラインであるジ・オニツカを象徴するモデルの「ダービー」には、歴史と技術をもつ同ブランドのアイデンティティがぎっしりと詰まっている。

ジ・オニツカはアパレルやバッグも展開するトータルブランド。そのラインアップの軸になるのがシューズラインだ。オニツカタイガーがスニーカーづくりで培った歴史と技術が息づく次世代型のドレスシューズである。トラディショナルなレザーシューズとは一線を画すオリジナリティあふれるデザイン。スニーカーに匹敵する履き心地のよさは見逃せない特徴だ。ドレスシューズをふだん履かない人でも、かっちりと品の良い雰囲気が出せるシューズである。

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足元に多彩な表情を与える、ダービーのバリエーション。6足ともすべて異なるダービー。素材の載せ替えにより個性的な表情が生まれている。上から、前部がエナメルで後部がマットなツートーンのデザイン。¥47,300、光沢の強いエナメルレザーのモデル。¥41,800、アッパー全体にペイズリーのような模様がプリントされた凝った意匠。¥49,500、タイルのような特殊加工が施されたエナメルレザー。¥44,000、光沢とマットの異素材コンビをバーガンディが引き立てるモデル。¥41,800、プレーンな表情で、落ち着いた雰囲気。¥47,300/ジ・オニツカ(オニツカタイガージャパン お客様相談室)

ジ・オニツカのシンボルともいえるモデルが、爪先がトウキャップで覆われた「ダービー」。色や素材のバリエーションが豊富で、服装に合わせて好きなタイプを選べる。上の写真を見れば、同型モデルでも一足一足の表情が大きく異なることがおわかりだろう。素材や色が異なるだけで印象ががらりと変わり、二足三足と買い足したくなる魔力を秘めている。ダービーと他の一般的なドレスシューズとを差別化するデザイン上の大きな特徴は、ギザギザのシャークソール。カジュアル感がもたらされ、ドレッシーな服のみならず日常のカジュアルな服にも合わせやすいバランスに仕上がっている。

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左:カップインソールは独自の立体成型で、スニーカーのように足にフィットし歩きやすさに貢献する。異硬度EVAが組み合わされ、サポート性とクッション性が高められている。 右:シュータンの両脇にエラスティック素材が配されている。このディテールは、履いたときに足の安定感を向上させるための工夫。スニーカーのごとく足入れが快適だ。

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左:ダービーのアイコンディテールは、サメの歯を思わせるシャークソール。中央を円状にして、あらゆる方向へのグリップが高められている。1970年代のシューズからの応用だ。 右:ヒール外側にはジャカード織のテープで、ジ・オニツカのブランドネームがあしらわれている。近くで見て初めてわかるほどの控えめな主張に日本的な奥ゆかしさが感じられる

ソールの踵部分にはクッションシステム「αGEL Foam」を搭載し衝撃緩衝性をアップ(αGEL Foamは、日本および他の国々における株式会社タイカの商標)。さらにインソールは取り外せるカップイン式で、足全体をソフトにサポート。運動性の高いスニーカーのDNAを受け継ぐ、現代人のリラックスしたライフスタイルに寄り添う構造のレザーシューズである。ダービーは主たるモデルでアッパーの素材に神戸牛の革を採用(全モデルではない)。革の産地である姫路で、職人が伝統技術を使い仕上げたものだ。シューズ自体の製造も日本の工場が手がけている。ダービーに限らずジ・オニツカのシューズには、どれも日本の誇りが息づく。ディテールにも伝統の意匠が取り入れられ、さりげなく日本的なニュアンスに仕上げられている。

ジ・オニツカは次世代のモダンデザインであると同時に、ヘリテージの歴史から学んだシューズとしての価値をもつ。スタイリッシュに履く足元が、過去と未来とをつなぐ存在であることに心が躍る男性は多いだろう。スリッポンからブーツまで幅広いモデルを展開するジ・オニツカ。最初の一足なら、または他のモデルをすでに所有しているなら、ブランドのスタイルを最も体現するダービーを入手してはいかがだろうか。

オニツカタイガージャパンお客様相談室 TEL:0120-504-630

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