三越伊勢丹が運営する「ISETAN STUDIO」、AIモデルを活用したサービスを始動 撮影コストを大幅に削減可能

  • 文:林 信行
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実在の人物に顔が似てしまわぬように、数千万人のデータからAI で自動生成。商品はマネキンで別撮りして合成する。 © ISETAN STUDIO

三越伊勢丹が運営する「ISETAN STUDIO」が、AIモデルを活用したサービスを開始した。体形は実際の人物モデルを使いながらも、性別や年齢、顔の形などは、AIにより理想のモデルを作成できる。さらにAIモデルを一度つくれば、その後は商品画像を組み合わせるだけなので、撮影コストを大幅に削減可能。プロのモデルを使った撮影が予算的に難しくても着用画像を用意できるようになるので、ECサイトでの訴求力を強め、ビジネスを飛躍させることが可能になるはずだ。

※この記事はPen 2024年7月号より再編集した記事です。