スイスの高級時計マニュファクチュール、オーデマ ピゲが「ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク」の新モデル3種を発表した。注目すべきは、ステンレス・スチール、ブラックセラミック、18Kイエローゴールドという3つの異なる素材を用いた41㎜ケースに、特許取得済みのダブル バランスホイールを備えた自動巻きキャリバー3132を搭載している点だ。革新的な機構とオープンワークの妙技が融合した新作は、手元で感じる喜びを格別なものにしてくれる。
ステンレス・スチールとブラックセラミックモデルでは、ピンクゴールドカラーのムーブメントが光を捉えて美しく輝く。ベゼルに配された8個の六角形のビスもピンクゴールド製であることにこだわり、ムーブメントとの色調の調和を図った。素材との対比を際立たせながら高い視認性も確保するため、ステンレス・スチールモデルには18Kホワイトゴールド、セラミックモデルには黒のロジウムカラーのアワーマーカーと針を採用。一方、イエローゴールドモデルは鮮やかなゴールドとチャコールグレーのムーブメントが織りなす、大胆にして洗練された美しさが特徴だ。アプライドされたイエローゴールドのアワーマーカーと針には、蓄光塗料を施したバイカラーデザインを採用。暗闇の中でも精緻に時を刻み続ける仕上がりだ。
ムーブメントの心臓部であるダブル バランスホイールは、その革新的な構造によって真価を発揮し、比類なき性能を実現している。2つのテンプとヒゲゼンマイが同軸上で完璧にシンクロし、高い精度と安定性を生み出すのだ。ケースの両サイドから、絶妙に統制された鼓動のリズムを鑑賞できるのは、この上ない喜びであろう。最新の製造技術と伝統的な職人技が織り成す、究極の仕上がりは圧巻だ。
オーデマ ピゲは1930年代よりオープンワークの可能性に挑み続け、機能美と芸術性の調和を追求してきた。その姿勢はジョルジュ・ゴレイの先見の明に端を発し、脈々と受け継がれてきた伝統は、いまなお進化を遂げている。「ロイヤル オーク ダブル バランスホイール オープンワーク」の新作3モデルもまた、最新技術と伝統工芸が織りなす傑作だ。素材とカラーの対比を楽しみつつ、裏から表までオープンワークの妙技を堪能できるのは、オーデマ ピゲならではの魅力と言えよう。これらのモデルは7月1日より発売中。ステンレス・スチールとイエローゴールドモデルが定番、ブラックセラミックは150本限定となる。革新と伝統の結晶とも言えるこの新作は、時計ファンのみならず、匠の技に心惹かれるすべての人々を魅了するに違いない。
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オーデマ ピゲ ジャパン
TEL:03-6830-0000
https://www.audemarspiguet.com