騙されたと思って(!?)お試しを! 軽く長時間歩ける真夏のサンダルKEEN「シャンティ」

  • 写真・文:一史
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 DSC08611.jpgKEENの定番樹脂サンダル「シャンティ(SHANTI)」です。
すべて私物。
今年新しく仲間入りしたのが、上写真右端のベージュ。
3色集まると楽しいなぁ(自己満足)。

真夏の服装の基本色が白で、週のうち5日はトップスが白です。
(汗がもっとも目立たず、人に暑苦しい印象を与えない色)
片やパンツ(短パン)で多いのがベージュと黒。
となると足元はこれらの3色があれば、無難に大人シックなコーデをつくれます。
絶対に履くシャンティだからこそ、3色あっても無駄にならないと買い足しました。

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ファッションメディア関連の仕事柄で、毎シーズンそれなりの数のスポーツサンダルを目にします。
一体成型(+アルファ)の樹脂サンダルも増えたなかでシャンティを選んだのは、まず見た目に惹かれたから。
日本の雪駄や草履に通じるムードを感じたんです。
数年前に和装が気になってたタイミングで知り、「ハイテク系&浴衣に合うサンダル」と思い入手しました。
チープかわいい表情も好み。

実際に履いて日常を過ごしたら、そこには新鮮な驚きが!

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 シャンティの凄さ

1. 街のアスファルト道路を1日中歩ける。
2. ファイバー敷きのフットベッドで足裏がベタつかない。
3. 雨降りの街歩きでも素足で快適。
4. 1万円を切る価格。
5. どこにでも持ち運べる170gの超絶軽量。

ざっくりとまとめてみました。
これらの相互作用で、「こんな凄いスポサンほかにある?」と思わせるパワーが。

ランニングシューズのように爪先が反り上がり、足運びが自然。
樹脂の簡素なつくりなのに、クッション力も反発力も良好。
素足履きの心地よさも特筆すべき点です。
ファイバーの中敷き(固定式)で足裏がさらさらで、他のスポサンとの違いが明白。
雨が強い日に素足で履いたときも、足滑りが少なく普通に歩けてびっくり。
「この中敷きをすべてのスポサンに採用してくれ!」と願いたくなる出来栄えです。

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旅に持っていきやすい軽さも素晴らしい。
サブシューズにぴったり。
(かさばる点が問題なければ)
価格は公式サイトで7,700円で、いまの時期には様々な店でセールで出てる可能性もあります。

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もうひとつよさを挙げると、爪先がガードされているため満員電車でも踏まれる心配がないこと。
道路でつまずく怖さも避けられます。
このメリットはシャンティに限ったことではありませんが、安全性が高いのは重要なポイント。
地面のグリップ力もかなり安定してます。

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まさしく手放せないサンダル。
ただ今年は本気で走れるトレイルランサンダルTeva「アベントレイル(AVENTRAIL)」も買ってしまったため、日常のメイン履きはそちらに移行しちゃってます。
(運動量が多い仕事時に楽)
さらに同じKEENの「ユニーク スニーク スライド」も愛用中。
雨の日の鉄壁ガードならサロモン「XT-6 GTX」
ほかにも履きたいサンダルやスニーカーがいろいろあるのですが、シャンティは3色とも玄関のよく見えるところに置いてます。

頼りにしてるサンダルとはいえ、やや心配なのは耐久性でしょうか。
柔らかな樹脂ですから、雑に履くと壊れても不思議はないです。
足指がちゃんと収まらない人もいるかもしれません。
(ブカブカを選ぶと指がはみ出したり)

それにしても、軽量&簡素でこの快適さはワンアンドオンリー!
見た目で伝わりにくい傑作です。

All photos&text©KAZUSHI

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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