Penが主催するクリエイター共創プロジェクト「NEXT」。「Next Creator（新たな才能）に光を当てる」をコンセプトとして、若手クリエイターやクリエイターを目指す学生を対象に、デザインやアート、エンタメなどのさまざまなカテゴリにおいて、飛躍のきっかけとなるようなコンペやワークショップを開催しています。

今年開催されたプロジェクトの１つが、ドラマクリエイター集団・ごっこ倶楽部の志村優さんを迎えたコンペ&ワークショップ「縦型ショートドラマ部門」。Tiktokを主戦場に数々の縦型ショートドラマを制作し、累計再生数30億回を超える人気クリエイターだ。

「縦型ショートドラマ部門」の参加者の課題は「脚本」。もちろん、ごっこ倶楽部での映像化を前提としたものだ。

今年5月に「縦型ショートドラマの脚本」の募集を開始し、数多くの応募の中から選ばれた5名の参加者と、志村さんをメンター（講師）に向けたワークショップを7月6日（土）に実施。ごっこ倶楽部の度重なる試行錯誤の末に生まれた縦型ショートドラマをバズらせる方法が伝授され、参加者の提出脚本についても細やかなフィードバックが行われた（このワークショップの模様は後日、さらに詳しく記事で紹介予定）。

5名全員の脚本を映像化！

「ごっこ倶楽部で映像化できるクオリティの脚本」というハイレベルな課題を与えられた参加者たちだったが、ワークショップ終了後にもブラッシュアップを繰り返し、見事５本とも映像化が実現した。

以下、映像化が決定した5本の作品。

『思い出の屋台』／石丸一帆さん
『週5の8時間労働なんてムリ』／上谷周平さん
『温もり』／北野真子さん
『効率女子』（最終脚本提出時は『パ』）／きむらまいさん
『愛情弁当』

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最優秀賞が決定！

8月24日には、上記5本の脚本をごっこ倶楽部が映像化したドラマのお披露目となる上映会が行われた。そしてその場で、この5本の中から「最優秀賞」が発表された。

見事、最優秀賞に輝いたのは……。

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きむらまいさん脚本の『効率女子』！

上記がごっこ倶楽部により映像化された『効率女子』（脚本：きむらまいさん）だ。きむらさんには賞金10万円がNEXTより贈られる。

志村さんは「5名の脚本に差はないと思っています。映像化してみて、改めて思いました。それぞれの脚本のテイストがしっかり反映されている、素晴らしいドラマになったと思います。その上で、『効率女子』が特に良かったのは、設定の扱い方と会話のテンポが最もショートドラマ向きのテイストで描かれていたこと。その部分のリズムや脚本への落とし込み、フィードバックに対する修正の的確さなども素晴らしかった」とコメント。

きむらさんも「自分の描いたものが映像になるのは初めての経験でした。撮影現場にもお邪魔させていただき、自分の描いたセリフを役者の方が読み、監督が『こういうことなんじゃないか』と読み砕いてくれていたのが、すごく印象に残っています。さまざまな気づきや発見があるワークショップでした。ありがとうございました」とコメントした。

今後、以下のスケジュールで４作品がごっこ倶楽部のTikTokにて順次公開予定だ。

『週5の8時間労働なんてムリ』 8月31日（土）9:00
『思い出の屋台』 9月1日（日）9:00
『愛情弁当』 9月7日（土）9:00
『温もり』 9月11日（水）9:00

ぜひ、ごっこ倶楽部のTikTokアカウントやPenの各種アカウント（Instagram/TikTok）をフォローして、チェックしてみてほしい。

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