アメリカ発のティーブランド「スミス・ティーメーカー」が10月24日(木)、世界初となるフラッグシップストア「スミス・ティーメーカー シブヤ テイスティングルーム」を渋谷スクランブルスクエアにオープンした。ブランド史上初の旗艦店は、SHOPとCAFEの2つのエリアで構成。ショップでは商品販売やワークショップの開催、カフェではティーとフードの提供などが行われる。
スミス・ティーメーカーといえば、スターバックスが以前所有していた「TAZO」という紅茶のブランドを手掛けたスティーブン・スミスが2009年に創業。現在はブルーボトルコーヒーなどでも茶葉を提供するなど、ティーカルチャーを牽引しているブランド。世界中の最高品質のものをセレクトし、ハンドクラフトの素晴らしさを発信し続けてきた。
そんなブランドのフィロソフィーをもとに、ティールームでは、お茶に親しみがない人も気軽に体験できるよう、従来の紅茶文化・ルールに縛られない自由な楽しみ方を提案。ワイナリーやクラフトビールを製造するブリュワリーによく見られるテイスティングルームをコンセプトに、専門スタッフが客の好みに合わせて商品を選ぶ形式だ。併設されているカフェで、気になったアイテムを相性のよいフードとじっくりと味わうこともできる。
数多く並ぶティーの中でも注目なのが、限定発売される「トウキョウ トワイライト」。 静岡県産の新鮮な煎茶にさっぱりとしたグリーンルイボス、華やかなレモンピール、そして芳醇で清涼感のあるジュニパーとラベンダーの香りが心地よい一杯だ。
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限定ペアリングセットや、人気店とのコラボメニューも
ティールームに来たなら、まずは旬の3つのティーとフードをペアリングできるセット「ペアリング ティー フライト」を味わおう。シリーズ第1弾は、シグニチャーである3種類のティーが主役。「No.39 FEZ」にはオリーブ・トマトベースの濃厚な「ドライトマト&オリーブ」、贅沢にベルガモットを使用した「No.55 LORD BERGAMOT」にはトリュフクリームが濃厚な「トリュフ&プロシュート」、「No.67 MEADOW」には、カカオニブの食感が心地よい「カカオ&デーツ」のサンドを合わせた。
スイーツ系はもちろん、アルコールメニューにも相性のいい大人なサレ系まで、幅広いラインアップのサンドは、今までの紅茶のイメージを覆すような斬新さがありながらも、それぞれの紅茶の余韻を堪能できる。今後も、季節に合ったラインアップのぺリングセットが展開される予定なので、新たなペアリングを求めて行くのも楽しそうだ。
その他にも、下北沢のヴィーガンの焼き菓子店「ホームカミングベーカリー」、国産小麦にこだわった幅広い種類のパンが人気の東京・六本木のブーランジェリー「ブリコラージュ」など、いまをときめく東京のベイクブランドとのコラボレーションメニューが充実。サンドイッチなど軽食まで幅広く揃っているので、じっくりお茶とペアリングを堪能したり、ブランチやランチとして利用するのもおすすめだ。
紅茶という概念にとらわれることなく、世界中のお茶を旅するように気軽に体験してほしいというテーマのもとオープンした「スミス・ティーメーカー シブヤ テイスティングルーム」。自分らしいティータイムの楽しみ方を見つけてみてはいかがだろうか。