自動車の電動化は、単にクルマの乗り方が変わるだけではない。レクサスは、それに伴い生まれるライフスタイルに新たな価値を見出している。今回そんな“BEVライフ”の魅力を、人気アイウエアデザイナーの今泉悠が体験した。
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ガソリンなどの化石燃料を使わず走行できる、電気自動車(BEV)。急速に普及が進んでいるとはいえ、充電や航続距離の問題など、まだまだ不安に思うドライバーも多い。レクサスは、そうしたユーザーにも向き合い、安心してBEVを楽しんでもらうため、BEVに特化したスタッフ「BEVコンシェルジュ」の育成や充電器無償提供など、サポート体制に力を入れている。また、BEVと過ごす時間をより豊かにしてもらうべく、オーナーに向けた体験サービスも展開。レクサスは、そうした2軸からなるプログラムを「LEXUS Electrified Program」と称し、BEVにおける豊かなライフスタイルを提案している。
そんな〝BEVライフ〟を、人気アイウエアブランドのデザイナー今泉悠が体験。BEV「RZ」を駆って、軽井沢まで出かけた。
都心から2時間、BEVに乗って軽井沢へ
「素直に面白いですね、RZは。乗った感じはやっぱり快適で、加速も滑らか。とても気に入りました」
今泉は、RZに乗った印象をそう語る。自身ではSUVとスポーツカーを所有するが、BEVに乗る機会はこれまでなかったという。
軽井沢まで約150km。今回のRZ450eの航続距離は494km(WLTCモード)なので、途中に充電をすることなく十分にドライブできる。
「東京からクルマで2時間半というと、ひとりで考えごとをするには、ちょうどいいかなって。この車内もパーソナルな時間を過ごせますね。静かなので、考え事をするのにもいい」
今泉がまず訪れたのは、会員制のシェア別荘サービス「SANU 2nd Home」。都市から自然へ、BEVでのドライブの楽しさや自然の中の心地よい暮らしをオーナーに体験してもらうべく、1滞在最大2泊まで無料で宿泊できる「2nd Home EXPERIENCE by SANU」 をレクサスは提供している。
「以前からSANU の会員になることを考えていたので、うれしいです。こんな素敵な別荘にふらりと来られるのはいいですね。地方をまわる出張も多く、ノマドワークのような生活をしているので、こんなところで仕事ができたら最高だと思います」
北軽井沢にひろがる森にあるSANU は家族での利用はもちろん、リモートワークが普及した現在、ひとりで訪れる会員も多い。
「自由気ままにサウナに入ったり、夜は焚き火をしながらお酒も飲む。そんな贅沢な時間を過ごせそうですね」
カーボンニュートラル社会の実現を目指しているレクサスと、自然と共生する理念を掲げるSANU は、サステイナブルという点でも共鳴している。
「僕らは、チタンなどのメタルパーツの廃材を使って製品をつくる事業を立ち上げているのですが、まだまだ乗り越えなければいけないハードルや障害が多くあります。このようなサステイナブルな取り組みは、僕らのような企業にとっても大変重要な課題だと思っています。その意味でこの小旅行は、移動でも宿泊でも環境負荷が少ないので、すごく気持ちがいいですね」
「LEXUS Electrfied Progam」には、このSANU と提携したサービス以外にも、さまざまな価値体験が用意されている。
「LEXUS ELECTRIFIED JOURNEY」と名付けられたプログラムでは、充電施設のある宿が用意され、その地ならではの体験プラン、たとえば「信州・松本の旅」であれば、木曽漆塗り体験や奈良井宿散策、乗鞍高原での季節に合わせたネイチャーアクティビティなどが楽しめる。宿・食・体験に、レクサスならではのドライブをかけあわせたプランのほか、国内外のラグジュアリーホテルで特典を受けられるサービス「LEXUS LUXURY HOTEL COLLECTION」など、多彩にラインアップしており、オーナーになることで楽しめる体験サービスは、実に豊富だ。
レクサスが提案する、特別な体験プラン
レクサスでは、BEVオーナーに向けたさまざまな特別な体験プランを提供している。今回紹介したSANU以外にも、LEXUSとともに旅をして、その土地でしか味わえない景色や食事を楽しむ旅「TOUCH JAPAN JOURNEY」の優待や、ミシュラン星付きレストランを楽しめる「LEXUS DINING JOURNEY」など、ライフスタイルを豊かにするサービスが用意されている。
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待ち時間をむしろ楽しむ、新しい充電スタイル
今泉がSANU の後に向かったのは、軽井沢の複合施設、軽井沢コモングラウンズだ。施設内に設置されたレクサス充電ステーションで、充電を体験してもらった。
「専用アプリ『My LEXUS』で予約をすることができるんですね。先客が充電していてすぐに充電ができないとか、そういう余計な待ち時間を省けるのはありがたい」
レクサス充電ステーションは、一般的な50kWの急速充電よりも所要時間が短く、今回乗車したRZの場合は、約30分で約80%まで充電が可能となる。
「書店に加え、もともと大好きな SHOZOCAFE もある。充電中の待ち時間すら、感性を刺激するような豊かな時間にできそうですね」
敷地内には、レクサス充電ステーション利用者なら無料で使えるコワーキングスペースもある。
こうしたレクサス充電ステーションは、軽井沢以外では、東京ミッドタウン日比谷やグラングリーン大阪にも設置。2030年までに全国100箇所を目標として、拡充を図っているところだ。
「〝充電中にコーヒーを飲んだりして時間を潰す〟のではなく、〝コーヒーを飲みに行くついでに充電もする〟といったように、これからは目的が逆転していくかもしれませんね。加えて、充電速度が速くなっているのも驚きでした」
今泉はストレスなくBEVに乗れる環境が、着実に実現へ向かっていることを実感したようだ。
多彩なサービスで、充電中も快適に
約4000店舗以上のレクサス・トヨタ販売店に加え、全国約22000口の充電ネットワークなど、充実の充電設備。拡大中の150kWの急速充電が可能なレクサス充電ステーションでは、My LEXUSのアプリを通じて予約・利用ができるほか、充電中も快適に過ごせるサービスが充実。コワーキングスペースの無料利用など、優待特典が用意されている。
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運転だけではない、レクサスBEVに乗る魅力
「1980年代に世界で初めてチタンフレーム採用の眼鏡を誕生させたのは、実は日本なんです。マイクロ溶接というきめ細やかな職人技術が必要不可欠で、眼鏡のデザイナー視点で見ると、レクサスRZにもそういった日本人ならではの繊細な技術や気配りが感じられます。センターディスプレイがドライバー側を向いているところなど、全体としてもディテールとしても、ユーザビリティとデザインのバランスがすごく考え抜かれているなと思いました」
レクサスBEVで軽井沢まで出かけた感想を、今泉は振り返る。
「もしこの先オーナーになったら、色々なコンテンツやサービスを楽しめるのもいいですね。クルマによってライフスタイルが豊かになるというのはいままであまり考えたことがなかったので、本当に面白いと思います」
レクサスは、BEVライフをより豊かにするため、クルマの技術開発と両輪で、サービス面での充実も急ピッチで進めている。実際、23年にはそうしたサービス面を専門とする部署が新設され、ここで紹介してきたような新しい取り組みが次々と生み出されている。
一方、販売面では、購入検討時から利用中の不安に寄り添うため、全国188のレクサス店舗でBEVの専門知識をもつ「BEVコンシェルジュ」が在籍している点も見逃せない。
補助金の申請はもちろん、それぞれのカーライフに合わせた使用方法を提案。時にはBEVがライフスタイルに合わないというユーザーに、プラグインハイブリッドやハイブリッドを提案することもある。さらに、今後BEVの買い換え時には、販売店が責任を持ってバッテリーを回収し3R(リビルト、リユース、リサイクル)ができる体制を整え、ユーザーのサステイナブルな思いを最初から最後までサポートできるよう、バックアップを行っている。
レクサスのBEVオーナーになるということは、ライフスタイルにおいて、新たな価値に出会い、変化をもたらす、確かな可能性を秘めているのだ。
全国の販売店で活躍!「BEVコンシェルジュ」
ガソリン車とは異なるBEVに不安を感じるオーナーも少なくないが、全国のレクサス販売店には、BEVに特化したスタッフ「BEVコンシェルジュ」が在籍し、サポート体制も万全だ。運転や操作方法はもちろん、自分の乗り方に合う最適な充電方法や、自宅やオフィスの充電器設置の相談など、オーナーのライフスタイルに適した提案やアドバイスも受けられる。
レクサス/インフォメーションデスク
TEL: 0800-500-5577(9時〜18時※年中無休)