2024年振り返りのスニーカー&サンダル、本気で役立った4選!

  • 写真・文:一史
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今年も我が家にいろんなスニーカー(&サンダル)がやってきました。
実用と美しさの二者択一なら実用を取る人間なものですから、去年もスニーカー、そしてたぶん来年もスニーカー。
ファッションメディアに関わる職業としては、よりキレイめなレザーシューズ推しな心境ではあるものの。

2024年の1年間に「役立った」ものを4足選んでみました。
「よく履いた」とも「好き」ともやや異なる、「これがあって良かった」という感覚です。
着こなし発想を変化させたり、人にアピールできたり、歩き疲れの悩みが解消したりといったお役立ちの品。
結果的にすべて今年入手したシューズになってます。

それでは以下よりご覧くださいませ。
いきなりの1位からの掲載です。

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1位 サロモン XT-6 GTX

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選出理由

1. ファッション関連の仕事現場では「サロモン履いとけば間違いない」。

2. 形がスマートでツルッとして、レザーシューズに近い品格。

3. シルバーシューズのトレンドずばり。

4. 防水ゴアテックス搭載で天候を気にせず。

5. XT-6は高価格帯のサロモンで大人に向く。

6. 地面のグリップ力が高く、履く気分は軍用シューズ。

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やはりこれが1位になってしまいますねえ。
「持っててよかった」観点で。
ファッションブランドの展示会に行く日、モード好きなアパレル関係者に会う日などに靴棚から出します。
毎日履くシューズではないのですが。
今季の冬はダボッとしたブラックデニムと組ませることが多いです。
デニムのラフさをシャープに引き締め、Y3K(3,000年代)感も出してくれます。
頼りになる一足です。

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上は1年近く前にブログ記事にしたとき撮った写真。
記事はここよりご覧くださいませ。

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2位 アシックス GT2160(GALLERY DEPT.コラボ)

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選出理由

1. Y2Kランシューブームを牽引する我らがアシックス。

2. 人生のなかで履いたことのない「おもちゃカラー」。

3. 「このデザインはどーなんだろう……?」という不安感の楽しさ。

4. サロモンと同様のシルバーシューズのトレンド。

5. StockXの平均取引額が10万円越えのプレミアムを普段履きする贅沢感。

「いま履きたいスニーカー」です。
「いまだから履けるスニーカー」でもあります。
ええ、そりゃ「小学生の運動靴か!」と突っ込まれても反論が難しいルックスですよ。
たとえそれがアメリカの人気ストリート系ブランドのデザインだとしても。
流行が続く無地のシンプルな大人ベーシック服に面白みを感じにくくなった近ごろ、「足元くらいぶっ壊したい」気分にこの一足がハマりまして。
コンサバな自分を刺激するポップなスニーカーです。

実はより重視している観点は、これがアシックスということ。
ぶっちゃけ、アシックスのY2K復刻系ならなんでもいいっちゃあいいんです。
日本ブランドが世界の人々を魅了している事実が嬉しいのです。
だから履くのです。
服装との合わせが激ムズだとしても!

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第3位 テバ Aventrail

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選出理由

1. 見事に歩き疲れしないスポサン。

2. HOKAの創設者が開発した、山を走れるサンダル。

3. 高機能にしてルックスはモード系厚底。

4. 夏はサンダルしか履かない人間の生活を楽にしてくれた。

なんか順位のつけかた間違えましたね。
4足のうち3位というより、サンダル部門1位って感じです。
荷物が重く歩き回る旅行にも履いて大満足だったスポサン。
入手前の発表段階で気になって紹介記事をPen Onlineでつくり、その記事からの流入で売上がよかったとデッカーズ ジャパン(テバ、ホカ、アグなどを扱う会社)の広報さんにお礼を言われました。
別に彼らから1円もいただいたことないので宣伝する義務はないのですけども。
記事をつくったあとほしくなりネット購入しました。
しかも2足も。

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サイズ選びのミスでやや小さかった白系より、買い足したグレー系をよく履きました。
でも配色の美しさは白系のほうが上だと思います。
グレー系はレーシングカーっぽいんですよ。
本気で走る男性に似合いそう。
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上写真はブログでの紹介記事より。
リンクはここ

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第4位 キーン ユニーク スニーク スライド

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選出理由

1. 横方向もグリップする安定感。

2. 一般的な「ユニーク」とソールが異なり、柔らかくクッション性豊か。

3. エスニックな編み紐で、黒×ベージュの大人デザイン。

4. 素足でもソックスでもOK。

実はこの記事つくってるいま、室内で履いてるのもこのサンダルです。
外履き用2足、室内履き用1足を所有。
いや〜、このモデルは素晴らしい!
フィット感と歩きやすさに驚けると思います。
足首部分までアッパーが伸びてるのが安定の理由のひとつかと。
キーンは「シャンティ」など見た目で想像つかないほど足に優しいサンダルがいろいろあります。


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上写真も入手直後のブログ記事掲載用に撮ったもの。
こちらのグレーを先に履き、ベージュ×黒もワードローブ入りさせました。
ここよりご覧くださいませ。

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次点 ブランドストーン オールテレイン クロッグ

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選出理由

1. ブーツブランドのブランドストーン初のクロッグ。

2. レザーシューズとスニーカーの中間地点。

3. 高性能なのにヤル気なさげな味わい系ルックス。

2024年の付け足しで紹介したいクロッグシューズです。
ラフに野暮ったいのに凝った仕様なのがたまりません!
ブランドストーンの最高峰といえる全天候型オールテレインシリーズの一足。
アッパーは高撥水レザーで、グリップ力の高いビブラム社製ソールを圧着。
「じゃあ雨の日OKだ」と思いきや、足首部分から水が降り注ぎます。
もはや完全にオーバースペック(というか無駄スペック)。
スニーカー並みの快適さに定評があるブランドストーンの商品構成はリアルワーカー向けですから、厨房や倉庫などつま先に水や油が掛かる仕事が想定されているのでしょう。
そう考えると納得です。

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オリジナルインソールだと足裏が滑ってしまい歩きにくいので、摩擦のあるROAのものに変えました。
玄関に常備のワンマイルシューズ。
厚手ソックス姿の冬にちょうどよく、靴の脱ぎ履きが多い仕事時にも便利です。

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入手直後に嬉しくてブツ撮りしてブログ記事に。
このハイテク感あるインソールがオリジナルです。
ここで詳しく解説してますので、ご興味ある方はぜひ。

今回ご紹介した24年版役立ちスニーカー&サンダル4選(+1)はいかがでしたか?
皆さんの琴線に触れるものがあればチェックなさってくださいませ。
来年の25年も心地いいフットウェアライフを!

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。