巷で密かな人気を集める「フェイクドキュメンタリー」というジャンルをご存じだろうか? これはドキュメンタリーであるかのように見せたフィクション映像のことだが、このジャンルを牽引する旗手のひとりが、テレビ東京のプロデューサー、大森時生だ。
大森は『イシナガキクエを探しています』や昨年夏に7万人を動員した『行方不明展』などを企画した仕掛け人。先日、新作フェイクドキュメンタリー『飯沼一家に謝罪します』を発表したが、その一部を2025年1月25日(土)に行われるPen主催のイベント「Welcome to Pen 2025 CREATORS FES. 」で公開し、直木賞受賞作家の小川哲とトークセッションを実施する。
Pen誌上でエッセイを連載している小川は2023年、自身を思わせる「僕」を主人公に、リアリティある描写のフィクション『君が手にするはずだった黄金について』を発刊し話題となった。映像と文学、活動する領域は違えど、“現実と虚構”の境を揺らすつくり手ふたり。今回のイベントでは大森の手掛けた新作映像を手はじめに、フェイクドキュメンタリーの魅力について語り合い、さらに“現実と虚構”をテーマとしたトークを展開する。
「Welcome to Pen 2025 CREATORS FES. 」の詳細、チケットの購入方法は以下よりご確認を。
Welcome to Pen 2025
CREATORS FES.
開催日時:2025年1月25日(土)15時〜21時
開催場所:TOKYO NODE(虎ノ門ヒルズステーションタワー)
チケット料金:前売 ¥9,800(税込) 前売・YOSHIROTTENデザインオリジナルTシャツ付き¥14,900(税込)