タフでお洒落なブランドストーンのレザークロッグが、色バリエ拡大で新ローンチ!

  • 文:一史
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ワークブーツの足首をカットしたようなブランドストーンのレザークロッグ。2025年3月14日(金)よりブランドストーンジャパン公式オンラインストア、取扱店にて発売。上2点 ¥27,500、下1点 ¥29,700。

ブランドストーンは知る人ぞ知るオーストラリアのワークシューズブランド。撥水加工の分厚いレザーをソールに接着して縫い目をなくし、高い防水性を確保。アウトソールもインソールもクッション力が高く、歩き心地はスニーカーのように快適だ。お洒落な味わい深さがあり、デイリーに愛用する人も多い。
そのブランドストーンから2024年にクロッグが初登場。ビブラム社製ソールを搭載したハイエンドなライン「オールテレイン」シリーズでのリリースだった。ただ最初のこのモデルは、ラフに履くクロッグにしては高機能すぎたのだろうか。今年25年にカテゴリーをベーシックな「オリジナルス」に変更して再ローンチされた。嬉しいことに価格もやや下がり手に届きやすくなった。

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パンツの裾を被せるとワークブーツに見えるルックス。春夏の暑い季節にも軽快に履けるレザーシューズでもある。サイズ展開はUK版 2〜11(21.5〜29cm相当)。

前回から大きく変わった箇所はアウトソール。ビブラム社製の合成ラバーから、オリジナル製造のTPUになった。インソールのデザインも変わったが、かかと部に搭載された高性能クッション材「XRD」はそのまま。街履きなら快適性に大きな違いはなさそうだ。
アッパー素材がヌバック系オイルドレザーになったことも見逃せない。色も3色展開に拡大され、黒1色だった前回との違いを生んでいる。
このクロッグは意外なほど安定感があり、しっかりと歩ける印象だ。アッパーが足に馴染むレザーなのが大いに役立っている。よりジャストフィットを目指す人は、厚手のアウトドアソックスを履いたり、インソールを重ねるなど自分流に工夫してみよう。

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この色「クレイ」はオイル分を多く含むレザーを使った特製モデルで、価格はほかより2千円上乗せの¥29,700。

新作が注目される一方で、黒の表革をアッパーに用いた昨年のファーストモデルに惹かれる人もいるだろう。どうぞご安心いただだきたい。新シリーズと平行してこちらも販売が継続されているからだ。ソールは新モデルよりも耐熱性、耐油性、耐酸性、滑りにくさに優れるとされている。本格的な作業時に履く人、黒1色のデザインが好きな人はこちらを選んではいかがだろうか。
ブランドストーンのクロッグは、歩く気分が軽快なのに見た目は重厚というギャップの魅力がある。ちょっとした外出のときでも足元がチープにならない、大人の日常生活を格上げしてくれるシューズだ。

Blundstone

https://blundstone.jp/

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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