テニスプレーヤー、ルネ・ラコステが1933年に創業し、ワニのエンブレムで世界的に知られるプレミアムファッションスポーツブランド「ラコステ」。同ブランドの象徴的なポロシャツL.12.12(エル・トゥエルブ・トゥエルブ)は、「L」はラコステ、最初の「1」はプチピケ素材、「2」は半袖、そして「12」は12番目の試作品が採用されたことを示すポロシャツの原型だ。このアイコニックなモデルに、昨今の気候やライフスタイルを考慮した軽量ポロシャツ「L.12.12ライト」が加わった。より現代的で洗練されたスタイリングを提案する新作を、俳優・栁俊太郎が着こなす。
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優れた通気性が生み出す、新次元の快適さ

「L.12.12ライト」の最大の特徴は、その圧倒的な通気性から生まれる快適さだ。緻密に計算された網目構造によって肌と外気の絶妙な対話が生まれ、どんな暑さの中でも爽やかな着心地が続く。さらにポリエステル混紡のニットファブリックがもたらすクイックドライ機能は、アクティブなライフスタイルを支える頼もしいアドバンテージとなる。「普段、服の快適さはすごく重要視しています。長時間着用してもサラっとした着心地が続くのはいいですね」と栁。ビジネスからカジュアル、スポーツまで、場面を選ばず活躍するその懐の深さこそ、新たな可能性を秘めたポロシャツの真価だ。

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忙しい日常を支えるイージーケア

「L.12.12ライト」がもたらすもう一つの魅力は、しわになりにくい素材特性だ。長時間の出張や旅行先でも、スーツケースから取り出すとすぐに美しいシルエットが復元され、アイロンがけの手間なく即座に着用できる。「僕は天気予報を見ないで家を出たりすることもあって、服装選びは直感的なんです。でも出張とかだと荷物は少ない方がいいので、こういう機能性は大事ですね」と栁は実用性を重視する姿勢を見せる。着用時の洗練されたシルエットを維持しながら、洗濯後も形状が安定するイージーケアファブリックは、多忙な現代人にとって欠かせない要素となっている。

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驚きの軽さがもたらす、自由な動き

手に取った瞬間から違いを感じる「L.12.12ライト」の驚異的な軽さ。従来モデルから約11%軽量化された165gという数字は、着る人の動きを解放する。「基本的に軽い服が好きなんですよ。でも役柄によっては意図的に重い服を選ぶこともある。服の重さで姿勢も変わりますから」という栁の言葉からは、日常と役者という二つの視点から服を選ぶ独自の哲学が垣間見える。軽量でありながら上質な素材感を失わない「L.12.12ライト」は、どんなアイテムと組み合わせても洗練された印象を保ち、多彩なスタイリングの可能性を広げながら、着る人のパーソナリティを引き立てる刺激的な選択肢を提供している。

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未来を見据えたエコレスポンシブル

環境への配慮も「L.12.12ライト」の重要な設計思想だ。オーガニックコットンとリサイクルポリエステルを組み合わせることで、ファッションとサステナビリティの理想的な融合を実現している。「服だけじゃなく食品など、生活全般でサステナビリティは大事だと思います。ただ、何事もバランスが重要で、伝統的な製法や素材にも理由があって生まれた良さがあるので、それも尊重したい」と栁は環境と伝統のバランスについて持論を展開する。このポロシャツは、ラコステが追求する「スタイルも環境も両立させる」という未来志向の象徴であり、伝統と革新が見事に調和した一着となっている。

2023年に就任したクリエイティブディレクター、ペラジア・コロトロスの革新的な視点によって生まれた「L.12.12ライト」は、ラコステの伝統を受け継ぎながらも、現代のライフスタイルに寄り添う洗練された美学を体現している。カジュアルにもフォーマルにも、都会的にもリラックスした場面にも馴染むこのコレクションは、ワードローブに新たな可能性をもたらす、真の意味での新定番と言えるだろう。