
BMWが、世界的テックアクセサリーブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」とのコラボレーションによる2つの新コレクションを発表。発表会では、使用済みスマホケースを再生した「Re/CASETiFY素材」を用いて特別にカスタムされた初代「BMW M3」のスペシャルカーもお披露目された。
今回のコラボでは、車両パーツや再生素材を用いたサステナブルなアクセサリーを展開。スマホケースのカメラリングやストラップには、BMW車に実際に使われていたアルミ素材を活用した。「BMW|CASETiFY」は、サステナビリティとデザインをシームレスに融合。「BMW M|CASETiFY」はMシリーズの象徴的な3色ストライプを配したラグジュアリーで洗練されたデザインが特徴だ。


スペシャルカーにはRe/CASETiFY素材がバンパーに使われ、窓枠にカメラリングを模した意匠が施された。ボディは「SHOW YOUR COLORS」のメッセージや、CASETiFY創業年を表す「11」のナンバーがデザインされている。
発表会には、BMW本社でライフスタイルコレクションを担当するアグネス・セトゥルも登壇。「私たちはクルマという枠を超え、“よろこび”を日常に届けたい」と語り、日常に寄り添うブランド展開への姿勢を示した。CASETiFY側も「異素材の融合には数カ月の試作を要した」と開発の過程を明かしている。
販売は4月22日から、CASETiFYのオンラインストアおよび実店舗にて。異分野の技術とデザインを掛け合わせたこのコレクション。プロダクト開発の新たな形として注目したい。