巻くだけで、腹筋も背筋も鍛えられる。「SIXPAD Core Belt 2」が示すEMSの新境地

  • 文:Pen編集部
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より手軽に、よりパワフルなった「SIXPAD Core Belt 2」が好評だ。

EMSトレーニング機器「SIXPAD」シリーズの新作として、「Core Belt 2(コアベルト2)」が2025年4月に発売され、好評を博している。腹筋、脇腹、背筋下部を同時に刺激する本製品は、日常生活の中に取り入れやすい構造と、進化した性能を備える優れものだ。

従来のEMS機器では、ジェルシートや水を必要とする電極が一般的だ。SIXPADも初代はジェルシートを採用していたが、ランニングコストや手間が課題となっていた。二代目は水を吹きかけることでクリアしたが、今回の「Core Belt 2」では更なる進化を遂げている。

その秘訣は、新開発の電極構造「アルトダイン」。サウナスーツ構造を応用した5層構造で、身体から発生する水分により通電する。そのため使用時に電極や肌を濡らす必要はなく、ベルトを巻くだけでトレーニングを開始できる。

実際に使用すると、驚くほど静かで、それでいて手間がかからない。巻くだけで筋肉がしっかり収縮している感覚が得られ、思わず姿勢が正される。トレーニング後はウェットシートで拭くだけで清掃が完了するので、面倒な手入れも不要だ。

EMSは速筋を優先的に刺激する特性があり、効率的に筋肉を鍛えられる。「Core Belt 2」は腹直筋はもちろん、腹斜筋や背筋といった普段のトレーニングではなかなか鍛えにくい筋肉群を同時に鍛えることができることも魅力のひとつだ。

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ジェルシートも水も不要。巻くだけで使用することができる。

トレーニングモードは2種類。ひとつ目は、約23分間で筋肉を集中的に刺激する「20Hzモード」。もうひとつは、トレーニング前後のケアに適した「4Hzモード」で、こちらは約30分間の一定の刺激が続く設計となっている。

EMSの出力は0から20まで、21段階で調整可能。腹部と背部の出力を個別に設定できるため、鍛えたい部位を意識した使い分けができる。最初は低めのレベルから始めたが、徐々に強度を上げることで、腹筋が刺激される感覚が明確になってくる。短時間でも運動をした実感が得られる。

第三者機関による8週間の検証では、「Core Belt 2」の継続使用により腹横筋、外腹斜筋、最長筋のいずれの部位においても統計的に有意な筋肥大効果が認められた。それは背筋においても同様で、運動が難しい環境にある人や高齢者にとっても、無理のないトレーニング方法として活用できる。

前モデルと比較すると、EMSの最大出力は約15%も向上した。電極サイズも拡大され、体感の強さが高まっている。多くの部位に、より深くアプローチできる設計だ。装着時のフィット感も良好で、動作中にズレることはなく、ストレスなく使用を続けられる。

まずは1カ月、継続して使用しているとよいだろう。体幹の安定感が増し、普段の姿勢や動作への影響を実感できるだろう。

SIXPAD

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