ニューヨーク発のライフスタイルブランド・キス（Kith）が、Summer 2025コレクションを発表。高温多湿な気候にも快適に寄り添う素材使いと、都会と海辺を自在に往来するような軽やかなエレガンスが同コレクションの魅力だ。職人技と革新性を両立させたアイテムの中でも、特に注目したいのがクラークス オリジナルズとの協業によるRonnie Fiegの「8th St」シリーズの再登場。

伝統的なフィッシャーマンサンダルを現代的な感性で再構築した2型──「Ridgevale」と「Brixham」。いずれも上質なスエードとレザーを纏い、洗練された佇まいで再び脚光を浴びる。インソールには、限定仕様の「Ronnie Fieg for Clarks Originals」のブランディングを施し、クラシックとモダンが心地よく交差する一足に仕上げた。今季の「8th St」シリーズは、その洗練された佇まいに加え、都会と海辺を自在に行き来するような汎用性と、夏に寄り添う実用性をあわせ持ったプロダクトだ。通気性に富んだ素材、洗練されたシルエット、そして職人技によるディテールが息づいている。

日常の延長線上にある、さりげないラグジュアリーを味わえる一足。今季のコレクションのひとつであるセットアップと組み合わせれば、抜け感のある大人のスタイルが完成する。