メルセデス・ベンツ日本は、Aクラスセダンの最終モデルとして「A 180 セダン ファイナルエディション」と「A 200 d セダン ファイナルエディション」を発表し、全国の正規販売店で販売を開始した。

両モデルは、従来オプションだった「AMGライン」を標準装備し、スターパターンのフロントグリルや18インチAMGアルミホイールなど、スポーティで洗練された外観を備える。さらに、Aクラスセダンとして初めて「ナイトパッケージ」を採用し、ハイグロスブラック仕上げのディテールが加わることで、より精悍な印象を与えている。

インテリアには、合成皮革の「レザーARTICO/MICROCUT ブラック（グレーステッチ）」とグレーシートベルトを標準装備し、特別感を演出。「本革巻スポーツステアリング」や「スポーツシート」も標準化され、スポーティかつエレガントな室内空間を実現した。

パワートレインは、A 180が1.4L直列4気筒直噴ターボエンジン、A 200 dが2.0L直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンを搭載。A 200 dのエンジンは、最高出力150PS（110kW）、最大トルク320Nmを発揮し、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有している。

また、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載。音声認識機能により、目的地入力や音楽選択、クライメートコントロール、照明の調整などが可能で、A 200 dには「AR（拡張現実）ナビゲーション」も装備されている。

運転支援機能としては、前走車との最適な距離を維持したり、追従機能が働く「アクティブステアリングアシスト」「アダプティブハイビームアシスト」などを装備。ドライバーの負担軽減と安全性の向上に寄与する。

Aクラスセダンの集大成となるファイナルエディション。洗練されたデザインと充実した装備は、Aクラスセダンの集大成を飾るに相応しい最終モデルと言えるだろう。