
ブルガリが世界初のアフタヌーンティーに特化した「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」をブルガリ銀座タワーの上層階にオープンした。
同施設は、9階を「ブルガリ ギンザ ドルチ」、8階をブルガリ ギンザ プライベートダイニング、10階を「ブルガリ ギンザ バー」、11階のルーフトップテラス「ラ・テラッツァ」で構成。9階の「ブルガリ ギンザ ドルチ」にはブティックも併設され、ブランド初となるミニケーキのアソート「パスティッチェリア・ミニョン」の販売もされている。
2023年に「ブルガリホテル 東京」がオープンして以来、人気が衰えないブルガリのアフタヌーンティー。今回のブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチの開店により、その存在感がさらに強まった。
ブルガリが持つ、クラフツマンシップが込められた仕掛け

この世界初となる試みの仕掛け人は、ブルガリホテルズ&リゾーツのトップであり、ブルガリ エグゼクティブ・バイスプレジデントの シルヴィオ・ウルシーニだ。「アフタヌーンティーを通じてブルガリのクラフツマンシップを伝えたい」とフードやドリンクはもちろん、カトラリーやインテリアに至るまでこだわり抜いたという。
「スリーティアスタンドは、ブルガリがギリシャで銀細工職人をしていたときに、当時のお客様に特注でつくった銀製のプレートから着想を得たものです。現在は、ジュエラーとして進化を遂げたブルガリですが、その根底にあるものは、ものづくりへの情熱。つまりはクラフツマンシップです。そんな想いを“ものづくりの国”である日本のアフタヌーンティーで表現できればと思いました」とウルシーニは語る。

この精神を受け継ぐように、シェフのニコ・ロミートはイタリア各地の郷土料理や伝統菓子を、現代の感性に寄り添うかたちで再構築。アフタヌーンティーでは、南イタリア発祥の「パスティエラ」、ナポリの「ゼッポレ・ディ・サン・ジュゼッペ」、ローマの伝統菓子「マリトッツォ」などイタリア各地の郷土菓子をモダンに再解釈した品々が並ぶ。
さらにセイボリーは、イタリアの多様な地域性と季節感を反映したメニューをチョイス。キャビアとサワークリームを添えたスズキ、軽い食感のボタンエビのパート包み、再構築されたカプレーゼのタルトレット、ひよこ豆のベジバーガー、アスパラガスとスモークサーモン、ミニローストビーフバーガーなど、まるでイタリア各地を旅するような構成となっている。
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1日を通して楽しめる、アフタヌーンティーという提案

ブルガリ ギンザ ドルチのアフタヌーンティーは、1日の時間軸に沿って表現した、4つの異なる時間帯のコースで提供。
14時からと16時からの時間帯は、イタリア各地の伝統菓子を再解釈したドルチェが主役となるアフタヌーンティー。日本の食材を融合させたイタリア菓子を、煎茶やほうじ茶など日本のお茶とペアリングするのがお薦めだ。
12時からと18時からの時間帯は、ランチやアペリティーヴォを想定し、セイボリーが中心。イタリアで親しまれているサンドイッチ「トラメージーノ」をはじめとする軽食をワインやシャンパン、好みのアルコールとともに楽しめる。(※アルコールは別料金)
年齢や性別、シーンを問わず楽しめるアフタヌーンティーは、日本のアフタヌーンティー文化に新たな風を吹かせてくれそうだ。イタリアと日本のものづくりの情熱を感じるブルガリ ギンザ ドルチのアフタヌーンティーを、紳士の嗜みとして、この機会にぜひ堪能してみてはいかがだろうか。
ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ
東京都中央区銀座2-7-12 ブルガリ銀座タワー 9階・10階
www.instagram.com/bvlgariginzabardolci