【EV時代の新休憩所】建築と食が融合した充電スタンドカフェ。長距離ドライブを変える北欧の試み

  • 文:冨田千恵子
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COPENHAGEN デンマーク

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緑の植栽に囲まれた充電スタンドとカフェ。高速道路の喧騒とは対照的な雰囲気だ。スタンドにも木材が多く使われ、心安らげる空間になっている。

今年4月の時点で普通車の新車登録の60%以上がEV車となり、充電スタンドのインフラが加速するデンマーク。そんな中、業界大手の「クレバー」が、食と建築・インテリアに特化した充電スタンドカフェを地方都市郊外の高速道路沿いに3カ所オープンした。

「高速道路のSAは退屈という従来の常識を覆すべく、インテリアとコーヒー、スタッフの笑顔にこだわった」と、開発デザイン担当のメッテ・ノール。木の感触を活かした空間は、コーベ建築事務所の設計。「プロローグ」のコーヒーやオーガニック食材の軽食が提供され、約30分の充電時間が短く感じられるだろう。今後も各所に設置予定とのことで、長距離ドライブのオアシスになりそうだ。

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インテリアは「スタジオ0405」が手掛けた。サンドイッチは25DKKから、アメリカンコーヒーは、30DKKと手頃な価格で提供。