【台湾新名所】新竹に誕生した「ガラスの聖地」。世界を驚かせるリサイクル技術と、息を呑む展示空間

  • 文:近藤弥生子
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TAIPEI 台北/台湾

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展示スペースは、気鋭のクリエイター「seed spacelab」「無氏製作」らがプロデュース。春池ガラスがこれまでに手掛けたアイテムの数々が吊り下げられている。提供:春池ガラス「春場」 、 撮影:林祐任 (Youren Lin)

国内で廃棄されるガラスの約70%を回収する業界最大手の春池ガラスが、工場に8つの展示空間を備えた「春場 SPRINGPOOL ORIGINAL FACTORY」をオープン。同社は、ガラス工業が盛んだった新竹で1972年に創業した老舗。2代目のが文化的イノベーションをもたらし、再注目されている。  

館内には、第一線で活躍するクリエイターらとタッグを組み、ガラスがリサイクルされる過程を展示したスペースや、再利用後のアイテムを展示・販売するギャラリーショップを設けた。廃ガラスの回収率が世界2位の台湾で、伝統産業とサーキュラーエコノミーの最前線を体感できる発信の場に、国内外から期待が集まっている。

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床のガラス釉が美しいギャラリーショップ「香山春室」。セレクトにはアートブックストア「朋丁pon ding」が参加している。提供:春池ガラス「春場」  www.facebook.com/springpoolglass