【2店舗にて数量限定!】ヘラルボニーと「ete」の庄司夏子シェフがコラボレーション。アートなチョコレートボックス

  • 文:久保寺潤子
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「異彩を、放て。」をミッションとし、障がいのある作家による2,000点以上のアート作品を管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築するヘラルボニー。同社の契約作家である浅野春香の作品がレストラン「ete」とコラボレーションし、シェフの庄司夏子監修によるチョコレートボックス「ete × HERALBONY|Chocolat BOX」が誕生した。

 

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美しい空き箱は小物入れとしても使える。オレンジやシトロン、キャラメルなど多彩な味を閉じ込めた「ete × HERALBONY|Chocolat BOX 」¥5,400 

食とアートの美しいマリアージュ

eteはこれまでに村上隆や田名網敬一といったアート界のトップクリエイターたちとコラボレーションを手掛けてきたが、今回ヘラルボニーとタッグを組んだ背景には庄司のある想いがあった。重度の知的障がいがある妹をもつ庄司は、妹の存在が自らのクリエイションのエネルギー源になっているという。

 

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庄司夏子(しょうじなつこ) 1989年東京都生まれ。都内のレストランに勤務したのち、2014年24歳で独立しパティスリー「フルール・ド・エテ」を、翌年にレストラン「ete」をオープン。20年には日本人女性初となる「アジアのベストレストラン ベストパティシエ賞」を受賞した。
 

「私には2歳下の重度の知的障がいのある妹がいます。妹と住んでいた時期は、家の中は散乱し、外に出れば周りからの目線だったり、本当にたくさんの辛いことがあり、妹に向き合うことが困難な時期もありました。しかしいま、私の中にいちばんにある妹への想いは『感謝』です。一緒に過ごした時間が総じて美しく、それが私のクリエイションの源になっているのです。ヘラルボニーは知的障がいのある作家が生み出す、常識や既成概念にとらわれない自由な表現を”異彩”として社会に開いていき、アートの力で人々の価値観にゆさぶりを与える、そんな新しい文化をつくろうとしているブランドです。”障がい”としてではなく、”異彩”として世界へ発信・挑戦するヘラルボニーに強く共鳴し、すぐに本社のある岩手・盛岡へ向かい、異彩たちに触れてこのような素敵な作品を一緒に発表させていただくことになりました」と庄司は言う。

 

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浅野春香(あさのはるか) 宮城県出身。20歳で統合失調症を発症後、入退院を繰り返しながら闘病を続ける。絵を本格的に描き始めたのは29歳の時。2024年、ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025」でグランプリを受賞した。

 

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コラボ商品に採用された『お父さんと星空2』。母親の胎内にいた頃の情景や、珊瑚の研究者である父親のことなど、作家にとって大切な存在である両親からインスピレーションを受けている。

庄司がこのプロジェクトのためにつくった6種類のショコラのパッケージを彩るのは、浅野の『お父さんと星空2』。満月の夜の珊瑚の産卵をテーマに、米袋に満天の星空や宇宙、満月などのモチーフを細密に描いたものだ。ふたりのクリエイターの感性が響き合う珠玉のボックスは、大切な人へのギフトや自分へのご褒美にもおすすめ。2026年1月23日(金)より、東京都・銀座のHERALBONY LABORATORY GINZA、岩手・盛岡のHERALBONY ISAI PARKにて数量限定発売。

 

また「ete × HERALBONY|Chocolat BOX」の発売を記念し、1月31日(土)「異彩の日」にHERALBONY LABORATORY GINZA銀座店にて、トークイベントを開催。庄司、浅野にヘラルボニー代表松田崇弥を加えた3名が、コラボレーションに至った経緯やアートと食が交差する制作の現場、そして”異彩”を社会に開くことの意味について語り合う。トークイベントへの参加は、1月25日(日)23時59分より、申し込みフォームからの事前申し込み制となる。

HERALBONY LABORATORY GINZA

東京都中央区銀座2-5-16
営業時間:11時〜19時
https://heralbony.com/pages/hlg

 

HERALBONY ISAI PARK

岩手県盛岡市菜園1-10-1
営業時間:ショップ:10時〜19時 カフェ:10時〜19時
https://isaipark.heralbony.com