建築家の谷尻誠さんと妻で料理家の谷尻直子さんご夫妻が、クラウン(エステート)でドライブした道は、「日南フェニックスロード」。日本の道百選にも選ばれているドライブルートで、宮崎県南東部の日向灘沿いを走る海岸沿いの道だ。
夫妻は大のドライブ好き。多忙な日常から自分たちをリセットする手段がドライブなのだそうだ。金曜日がくると、どちらかが運転席に座って、4時間ぐらいかけて、冬なら雪山、夏なら海や山へと、アクティビティのために出かける。時には小学生の息子も加わる。
長距離ドライブの魅力を、直子さんはシンプルに語る。
「エネルギー補給。リラックスすると同時に、仕事用の脳も活性化します」。誠さんはそれを聞いてうなずく。
「週末も出かけるんじゃ疲れませんかって言われることもありますが、僕たちに言わせると、まったく逆。元気を得るために行ってるんです。ドライブのための時間を作ろうとすると、仕事のパフォーマンスも上がります。アクティブレストって、いうじゃないですか。週末に活動していて、月曜日疲れた、みたいなことはないです」。
建築家 谷尻誠 ●1974年広島県生まれ。SUPPOSE DESIGN OFFICE代表。大阪芸術大学准教授、広島女学院大学客員教授、穴吹デザイン専門学校特任教授。広島と東京の2ヵ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設まで国内外で多数のプロジェクトを手がける。その一方で、さまざまな分野で開業し、事業と設計をブリッジさせて活動している。
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宮崎の名所“鬼の洗濯板”までのドライブで実感した、クラウン(エステート)の性能
陽光がふりそそぐ日南フェニックスロードの観光名物といえるのが、海岸線に沿うように展開する奇石群だ。遠くから見るとまるで巨大な洗濯板のように見えることから、“鬼の洗濯板”と呼ばれている。
「自分で作れないものに出会いたいんですよね。特に自然の造型にはいつも感動させられます。鬼の洗濯板は凄いですね。自然が持つ原理みたいなものを、自分たちがやっている人工的行為の中に、閉じ込めることができるのだろうかって思ったりしています。同じようなものを作れるのだろうか、みたいなことを考えながら、いつも設計活動をしています」と語る誠さん。
やはり、旅はインスピレーションの源泉なのだろう。
谷尻夫妻はクラウン(エステート)の車内から、青島から南の巾着島までの約8キロにわたる海岸線に展開する景色を堪能。「ここのドライブは、クラウン (エステート)の走行性能にぴったり」と、自らもステアリングホイールを握った直子さんは語る。緩くカーブする道が時にアップダウンしながら続いていく景色が、フロントガラス越しに眺められる。
「ドライブしていてゆったりした気分になりますね。クラウン(エステート)はもの凄く静かで、乗り心地がよくて、運転者がクルマに合わせていく必要はないですよね。だからといって、つまらないクルマではない。ドライブを楽しませてくれます。この透明感みたいなものは凄い、と感心しました」
日南フェニックスロードを走ったあとの谷尻夫妻の率直な言葉だが、スポーツカーからクロスカントリー型SUVまで、さまざまなクルマに乗ってきたからこその的確な評価と言える。

「バーやレストランのカウンターのように、二人が同じ方向を向いている状態って、悩み事や考え事を“密談”できます(笑)。だから二人っきりのドライブでは、意外と会話が続きます」と直子さん。「日常では夫婦だけの時間ってほとんどありません。でも、クルマでの移動の時間は二人だけで過ごせるので、とても大切だと思います」と誠さん。
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日南フェニックスロードを走ってわかった、クラウン(エステート)との価値観の調和
広い後席と使い勝手のよい荷室、よい乗り心地と遮音性の高い車内空間、あらゆる速度域で余裕ある加速性をもたらしてくれるドライブトレイン、燃費にすぐれたプラグインハイブリッドも選べる多様性、そして審美性の高いデザイン…など、オールマイティぶりを発揮するクラウン(エステート)。谷尻夫妻のようなアクティブなユーザーの高い要求にもしっかり応えてくれる1台だ。
「強く印象に残ったのは、透明感です。建築でも僕が重要視している部分です。ホテルの部屋にしても、入ったひとがストレスを感じないことが、なにより大事だと思っています。建築家のエゴが出てスタイリッシュに造っても、『なんだか居心地悪い』って感じさせてはいけない。クラウン(エステート)に乗って、僕の価値観と重なる部分があると感じました」と誠さんは語る。
谷尻夫妻が乗ったエステート RSはシートがブラックの本革、内装色がグレイッシュブルー(雲柄)で、スポーティで洗練された雰囲気を演出している。※内装色の「グレイッシュブルー」はESTATE RSに標準設定。
「私も同感なんです。私がすぐ連想したのはお米です」。直子さんはユニークな表現で、クラウン(エステート)を語る。「お米というかご飯って、主張が強すぎないじゃないですか。極上に美味しいけど。 それでいて、あらゆる食材とマッチしますよね。多くの国の料理にも合います」。料理家の直子さんは、マルチカルチュラル(多様化)において、クラウン(エステート)の調和を評価するのだった。
デザインに関しても、極端に表現性が高いものは、本当にクライアントのためになっているのか…と、誠さんは常に問いかけるのだそうだ。その点でも、広い後席空間と大きな荷室の存在を意識させるプロポーションと、走りの良さと力強さを兼ね備えつつ、品格が感じられるクラウン(エステート)のデザインは、とても好感が持てると話す。
「もうひとつ感心するのは、細部にまできちんと眼が行き届いているところです」。例えば、フロントグリル。バンパー一体型のデザインで、どこにも歪みが出ないよう、丹念に仕上げてある。シャープなデザインでボディとのコントラストを生み出し、洗練性と余裕を生み出すのが、デザイナーの狙いでもある。「こだわりがないとモノとしての魅力がなくなってしまいます」と、誠さんは頷くのだった。
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ライフスタイルに寄り添うクラウン(エステート)の機能性

谷尻夫妻は宮崎でいくつか、自分たちの趣味に合った場所を巡った。ひとつは「宮崎白浜キャンプ場」。もうひとつは「トム・ワトソンゴルフコース」だ。
趣味に合った施設と出合える道を走るのも、ドライブの楽しさの一つ。「僕たちはテニスやゴルフ、冬にはスノーボード、夏にはサーフィン。東京を抜け出しては、なんだか一生懸命という感じで、アクティビティに精を出しているんですね」と誠さんは楽しそうに笑う。キャンプに行くときは、料理家の直子さんが料理を仕込む。傍から見ると、大変羨ましいキャンプ体験だ。
宮崎白浜キャンプ場では、クラウン(エステート)のプラグインハイブリッド車の恩恵を味わえた。大型バッテリーを積むプラグインハイブリッドであるこのモデルは、外部給電が使用できるからだ。※
レジャーやアウトドアでのアクティビティのために、付属のヴィークルパワーコネクターを車両の普通充電インレットに挿し込めば、停車中にエンジンをかけずバッテリーのみで電化製品に給電できるのだ。
「食事は炭用のグリルで食材を焼いているんですが、これは便利ですね」と直子さん。「USBで動くコーヒーメーカーや、バーベキューだって電気式グリルが使えるのはかなり嬉しいです」。
谷尻夫妻のようなアウトドアに長けた人ならば、すぐに焚き火やバーベキューコンロに火を起こせるだろう。しかし、アウトドア初心者にとっては、“火起こし”の難易度は高いかもしれない。
「クラウン(エステート)のAC外部給電システムは、とても心強い機能だと思います。どんな人でも安心してアウトドアを楽しむことができるんですから」と直子さん。
「アウトドアで飲むコーヒーは、屋内で飲むコーヒーより格段に美味しい。クラウン(エステート)に乗ってアウトドアに行けば、それが簡単にできますね」と誠さんは笑う。
同時に、直子さんは、テールゲートに腰掛けてリラックスできるデッキチェア*やデッキテーブル*といった装備も評価している。
*ESTATE RSに標準装備。ESTATE Zに販売店装着オプション。
さて、リゾートゴルフの聖地とも言われている宮崎に来たからには、ゴルフを楽しむのは当然。そこで谷尻夫妻は世界で唯一“トム・ワトソン”の名を冠した、カジュアルでエキサイティングなコース『トム・ワトソンゴルフコース』へと、クラウン(エステート)で向かった。
リヤシートを前倒しし拡張ボードを反転させると、荷室は全長約2mの完全フルフラット空間になる仕様に感心した様子の誠さん。「家族3人でスノーボードに出かけるときは、後席にも座り、片側はフラットにしてボードを積むなど多様な用途に役立つ」とも。全席特等席を謳うクラウン(エステート)だが、居住性の高さばかりでなく、こうした優れた積載力もアウトドア・ドライブには魅力だ。
これまでにないアレンジで、アクティブライフを広げるラゲージスペース。
大きめのグリーンと可能な限り自然の姿を残した戦略性のあるコースを、2サムで回る谷尻夫妻。二人分のナイスショット(時にはミスショットも)を、二人だけで存分に楽しんだ。
「日常では世の中のルールに従って生活しなければいけませんし、仕事ではクライアントの要望を優先しなければいけません。でも、アウトドアでは自分が決めたルールの中で、一日を過ごすことができます。だから、自分自身を解放することできる。それがアウトドアの魅力だと思います」と誠さんは、自身がアウトドアに熱中する理由を説明する。
「テニスやゴルフも同じかも。普段のしがらみに縛られず、スポーツのルールの中だけで楽しめばいいんですから」と、補足する直子さん。
平日はクリティカルに生活し、休日はあえて「無駄な効率」を楽しむ…ということが、谷尻夫妻のモットーのようだ。
こうしてキャンプとゴルフという2つのアウトドアを満喫した谷尻夫妻。「都市的な空気感を持ったままアウトドアを楽しめることができるのは、市街地とフィールドがフェニックスロードで繋がっている宮崎ならではの魅力ですね」と誠さんは感想を口にする。
「僕らが理想としているのは、何をやるときにも、最後には、洗練されていてほしいということ。今回のアウトドアはそうした判断基準で評価すれば、まさに完璧。それというのも、宮崎という地理的なメリットもさることながら、都会的なクラウン(エステート)で移動できたからこそ…なんですね」と笑顔を見せるのだった。
どう使い倒すか。使う人のライフスタイルに合わせた多機能性。それがクラウン(エステート)だ。どこへ行くかによって、役立つ機能がすこし変わる。道に合わせて使い方が拡がる。日南フェニックスロードで味わえた、ドライブの醍醐味である。
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建築も食もクルマも、常に世界を意識して変化していく
クラウン(エステート)は、居心地がよい。そこは、日南フェニックスロードでのドライブで、谷尻夫妻が強く感じた部分だという。
「お酒を飲まないヘルシーなバーみたいなところ」。直子さんはその魅力を、再びユニークな表現で評する。「車内で同じ方向を向いて座っていると、なんでも話しやすいですよね。ちょうどいいところにちょうどいいのが全部詰まっていて、やっぱり落ち着きがあるので。クルマですけど部屋というか、あとはルーフウィンドウが大きくて、トップライトがある明るい部屋にいるみたいな感覚だったので、なんか気持ちいいなと思いました」と、誠さんがうなずく。
「クラウン(エステート)って、落ち着いていられるんです。そこが、バーカウンターを連想させたんです。落ち着いた気分でいられる。だから二人ともリラックスして、スムーズに思いを口に出来るんです。こういうの、凄いと思います」と直子さんが言葉を引き継ぐ。
クラウンの登場は1955年。現在は16代目になって、大きく変わった。まずは、ボディのバリエーションが4つになったこと。「セダン」「クロスオーバー」「スポーツ」、今回の「エステート」。そして、海外市場でも展開(挑戦)することになった。
誠さんはその挑戦を歓迎すると言う。「人は失敗したくないし、過去の成功体験から離れにくいと思うんですよね。それで挑戦しなくなるんでしょう。クラウンはこれまでずっと”日本の”クラウンだったけれど、16代目になって過去のクラウンじゃなくなってますよね。あえて過去と決別して前に、世界へと進む姿勢っていうのは、僕はすごく良いなと思っています」。すかさず「手放すって、実はすごく可能性を持っているということですよね」と、直子さんも一言。
海外と日本、2つを視野に入れた活動は、谷尻夫妻の現状と重なるのだそうだ。
「国内だとホテルのメニュー構築、朝食が多いんです。青山グランドホテルなどで手がけた“全メニューに発酵食品を使用している発酵和朝食”いうコンセプトが、とても好評。それを海外のホテルとも一緒に取り組めないかなっていうのを、今考えています」と、直子さんは語る。
一方、誠さんは東京の代々木中学校の建て替えや、北海道の邸宅など、日本各地でのプロジェクトを抱えながら、やはり、海外での活動も視野に入れている。
「自分たちから発信するカタチで、やりたいことを海外に持っていきたいと考えています。例えばハワイとかバリとかです。26年は現地に足を運びながら、そのための環境づくりをしていこうと思ってます」。
多様化するユーザーの価値観に応えるための大きな変革。現行クラウンが発表された際に、こう謳われた。家族を生活の大切な核とし、二人がまったく異なる分野で八面六臂の活躍をしつつ、強く結びついている。そんな谷尻夫妻の在り方と、二人のアウトドアを重視したライフスタイルが、このクラウン(エステート)の走行性能や機能性と共通するのだ。
トヨタ クラウン(エステート)
47 ROADS BY CROWN
クラウンの豊かな移動時間と日本の魅力を体感いただける、生誕70周年記念プロジェクト「47 ROADS BY CROWN」特設サイト。世界で活躍するナビゲーターが道を駆け抜けて感じた日本の魅力や豊かな移動時間を疑似体験できる記事コンテンツを順次公開中。
撮影協力/フェニックス・シーガイア・リゾート
トム・ワトソンゴルフコース TEL. 0985-21-1301(8:00~17:00)、onoff(グローブライド) TEL.0120-506-204(土日祝と定休日を除く9:00〜17:00)
※撮影車両は2025年3月モデル。現在販売されている車両とは一部仕様が異なる場合があります。
※〈AC外部給電システムを安全におつかいいただく上での注意事項〉
●特別な許可を得て撮影しています。
●AC外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)はプラグインハイブリッドのみに標準装備された機能です。
●非常時以外に給電機能をしようする場合は「EV給電モード」を選択してください。
●合計消費電力は1,500W以下でご使用ください。1,500Wを超えると保護機能が停止します。
●防水仕様の電気製品を除き、雨や水のかかる場所、湿気の多い場所では使用しないでください。
●使用する電気製品の取扱書の注意事項に従ってご使用ください。
●一部の自治体では、駐車または停車中にエンジンを始動させた場合、アイドリングストップに関する条例に触れるおそれがありますのでご注意ください。
●工場出荷時の電源周波数は車両によって異なります。車両の取扱説明書を確認し、電気製品の使用可能な周波数と車両の電源周波数が異なる場合は、販売店にご相談ください。
●本記事では、EV給電モードを使用した停車中の給電シーンを取材しています。
●給電できる電力量・使用時間・同時可能な機器は、車両状態や使用環境、使用条件により異なります。
●安全に配慮し、雨天時を避けた環境で撮影しています。
●使用する電気製品は、合計消費電力1,500W以下となるよう管理した上で撮影・取材を行っています。
