【廃工場が最旬スポットに変貌】東リスボン最前線

  • 写真 & 文:乾 祐綺
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LISBON リスボン/ポルトガル

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ワインや食品の倉庫だった建物を再生した複合カルチャー施設「オイト・マルヴィラ(8 Marvila)」。常設のギャラリーや飲食店をはじめ、ポップアップ・マーケットや音楽イベントも多数開催。

坂と石畳の路地が入り組み、ファドが流れてくるリスボンの中心部は確かに魅力的だ。だが近年、感度の高い人々の視線は、少しずつ東へと向かっている。それがベアト(Beato)とマルヴィラ(Marvila)。かつて工場と倉庫が並んでいたエリアだ。ベアトは、世界最大級のテックカンファレンス「ウェブサミット」のメイン会場のひとつであり、旧工場群を活用したコワーキングスペースやスタートアップ拠点が集まる地区。一方マルヴィラは、よりラフで実験的。廃工場をリノベーションしたギャラリーやクラフトブルワリーが集積し、夜になると若者や移住者が混ざり合う。“リスボンのブルックリン”的な雰囲気漂うイーストサイドに要注目だ。

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スタートアップを支援する「ユニコーン・ファクトリー・リスボア(Unicorn Factory Lisboa)」。