コペンハーゲン発のホームウェアブランド「Tekla(テクラ)」が、伊勢丹新宿店にて5回目となるポップアップを2月24日(火)まで開催している。今回の目玉は、ブランド初となるサウナコレクションだ。
スカンジナビアでは、サウナは単なる入浴ではなく、日常に根ざした文化的な営みとして親しまれている。テクラはその入浴文化への純粋な関心から、サウナの時間に寄り添うプロダクトを開発。既存のテリーコレクションを拡張し、入浴体験そのものの感覚的な豊かさを高めることを目指した。
会場では、木材の装飾や折りたたみ式のタオルラックなど、サウナ体験と密接に結びついたデザイン要素を取り入れた空間演出を展開。コレクション全体を一堂に紹介し、サイズ、素材、質感の違いを手に取るように体感できる構成となっている。
素材へのこだわりが、サウナ体験を変える

コレクションの中心となるのは、100%オーガニックリネンを採用したアイテム群だ。サウナ内で使用するサウナシート、冷水浴の合間に身体を包むサウナラップ、入浴後のくつろぎのためのバスローブなど、速乾性に優れ、心地よい触感で穏やかな角質ケア効果をもたらす。すべてのアイテムにはドロウンスレッドワーク(透かし刺繍)と刺繍ラベルが施されており、細部まで丁寧な仕上がりだ。
カラーは、スカンジナビアの冬景色や、冬の入浴がもたらす静謐で落ち着いた空気感からインスピレーションを得た3色展開。チェルン、バストゥ、ルミという、それぞれに物語性を感じさせるネーミングも印象的だ。
さらに、日本のサウナや温泉で一般的なサイズ感から着想を得たウォッシュクロスとオンセンタオルも見逃せない。コットンとリネンの混紡素材により、柔らかさと吸水性、軽やかさと速乾性を一枚に融合させた。ストライプは3種類を展開し、既存のテリーアイテムとも自然に組み合わせられるため、個々のスタイリングによる自己表現の幅が広がる。
注目したいのが、ルーマニアにてフェルトウールを使用し、ひとつひとつ手編みで製作されるサウナハットだ。熱から髪や頭部を守る伝統的なアイテムで、ヴィーマメランジとヴィーマストライプスの2色を揃える。なお、本ポップアップ(伊勢丹新宿店)での取り扱いはなく、テクラのオンラインショップにて購入可能だ。
すべてのアイテムは定番テリーコレクションよりも軽量に織られており、湿度の高い日本の気候にも対応する。サウナを出たあとの、あの静かな充足感——テクラのプロダクトは、その余韻をそっと長引かせてくれるかもしれない。
Tekla サウナコレクション ポップアップ
会期:2026年2月18日(水)〜24日(火)
会場:伊勢丹新宿店 東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10時〜20時