【背中が蒸れないバックパック】スポーツウェアの技術を搭載。“パッドに技あり”の快適なデサント「エアロストリームバックパック」

  • 文:一史
Share:

 

DU6SBP02U_BK00_01_10.jpg
「エアロストリームバックパック」を代表する25Lモデル。本体生地は独特な凹凸を持つ撥水加工の「コーデュラ」。2026年版ではショルダーハーネスのフィット感と快適性がアップ。¥29,700。

デサントはアスリートのパフォーマンスを最大限に高める研究開発に全力を注ぐスポーツメーカー。プロが活躍するハードなシーンで培った技術を応用し、誰もが日常生活で役立つプロダクトもつくっている。防水ダウンウェアの「水沢ダウン」がその代表例だ。元は冬季2010年バンクーバーオリンピックでの日本選手団のユニフォームとして開発されたもの。その後に一般化され、見た目のカッコよさも評判になり爆発的にヒットした。
デサントが得意とする開発技術のひとつが、身体の汗や熱を逃がす機能である。自社で様々な計測機器を取り揃え実証実験している。ここに紹介する「エアロストリーム」のバックパックシリーズもその成果だ。

DU6SBP02U_BK00_02_10.jpg
メカニカルな背面パッドが、エアロストリームバックパックシリーズの最大の特徴。人体計測に基づく構造で、汗と熱を効果的に分散させていく。上写真は容量25Lモデル。

汗を掻きやすく熱がこもりやすい部位を外して分厚い凹凸のパッドを配置し、空気の流れをつくった。溜まりがちな背中の汗と熱が外に逃げていく仕組みだ。2020年の初製品化からアップデートを続け、デザインがどんどんミニマルに都会的になってきた。色はブラックオンリーでの展開。アイコンマークだけのロゴでブランドの主張が少ないからビジネスパーソンも使いやすいだろう。

DU6SBP02U_BK00_04_10.jpg
25Lモデルを横から見た姿。PC収納部がメインと別に設けられ、アクティブに活動するビジネスパーソンにぴったり。トップハンドルとサイドハンドルがあり、ブリーフケースのような持ち運びも可能。

この2026年春夏には容量のラインナップが4種類に拡充。18〜30Lまで用意され、デイリーユースから短い旅までこなせるようになった。既存モデルも細部がブラッシュアップされている。なお全品にインビスタ社の「コーデュラ」を中心とした撥水加工ナイロンが使われているが、モデルにより生地が異なる。テクスチャーでバッグの印象が変わるため、店頭でもネット購入でもニュアンスをよく確かめることをお薦めしたい。

DU6SBP11U_BK00_01_10.jpg
DU6SBP12U_BK00_01_10.jpg
左が容量18L、右が23L。デイリーユースに向くコンパクトサイズだ。生地は薄く軽量な「210Dナイロンリップ」。一般的にはリップストップと呼ばれる細かな格子状の生地で、引き裂きに強い。18L ¥25,300、23L ¥27,500。

 

DU6SBP13U_BK00_01_10.jpg
容量30Lの最大サイズ。生地は頑丈な「1680D CORDURA AIR BALLISTIC」。2泊ほどの旅や出張に対応する便利な大容量バックパック。¥33,000。

PCスリーブもありポケットも多く、ノマドワーカーが仕事道具を持ち歩きやすいバッグだ。ただし生地は撥水でも防水製品でない点にはご留意を。雨の日の自転車移動などでは、レインカバーを被せるような対策をするほうが安心だろう。
汗がひどくて春夏にバックパックを使うのを諦めていた人も、このシリーズを手に取れば年間通して快適に荷物運びできるかもしれない。スポーツメーカーならではの科学的な実証に基づく性能を体感してみよう。

59bb511bfb940dae0c4c4c3cc7cf304f248c6202.jpg
エクストリームバックパックが生まれたデサントの研究施設「DISC OSAKA」。気候条件で変化する人体測定を行える人工気象室、アスリートが競技と同条件で走れる陸上トラックなどを備えた同社の重要な開発拠点だ。撮影:一史

 

DESCENTE STORE

https://store.descente.co.jp/descente/

 

 

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。