特別限定モデル「ライカM-A ハンマートーン“Leica Store Ginza 20thAnniversary”」。ライカは本国ドイツをはじめ、フランス、ロシア、アメリカ、中国など世界で約120のライカストアを展開している。その中でも、世界初のライカ直営店として知られるのが、2006年4月にオープンした東京・銀座の「ライカ銀座店」だ。
ドイツの精緻さと日本の静謐な美意識が融合する、ライカ銀座店のインテリア。そんなライカ銀座店は今年、オープン20周年を迎える。この節目を記念し、20周年特別限定モデル「ライカM-A ハンマートーン “Leica Store Ginza 20th Anniversary”」が、100台限定で登場した。
「ライカM-A」は、フィルムカメラ「ライカMP」をベースに露出計を省いたモデルで、電池を必要としない完全機械式のレンジファインダーカメラ。写真撮影の本質に立ち返ることを体現した1台だ。
正面左上には「20 JAHRE」の刻印が記されている。 特別限定モデルのボディ正面左側には、20周年を示す「20 JAHRE」の刻印を配置。トップカバーには「Leica」のクラシックロゴが刻まれ、上品でクラシカルな佇まいを演出している。
トップカバーとベースプレートの表面に施されているのは、精緻な凹凸が独特な表情を生むグレーの「ハンマートーン」ペイント仕上げだ。ハンマーで叩いたような独特の表面の風合いと工芸的な外観が、耐久性、機能性、そして精密さを象徴する。
この仕上げは、1950年代後半以降、エルンスト・ライツ・ウェッツラーで顕微鏡、スライドプロジェクター、引き伸ばし機、シネカメラのライキナ「Leicina Super 8」など、比較的大型の製品に多く採用された。
「Leica」のクラシックロゴの刻印が印象的なトップカバー。ライカのカメラでは、例えば、“Leitz Reprovit”という複写システム用に設計された複写用カメラ「Leica MD」や、手持ちでの航空写真撮影用に開発されたプロトタイプ「Leica“MS”」などに採用され、これらのモデルは現在、特に希少価値が高くなり、コレクターの間で人気を博している。
今回のライカ銀座店20周年特別限定モデルも、わずか100台限定であり、プレミアムなライカになることは、言うまでもないだろう。ライカ銀座店20周年特別限定モデル「ライカM-A ハンマートーン “Leica Store Ginza 20th Anniversary”」は、2026年4月25日(土)に国内のライカストアで発売予定(レンズは別売)だ。
これまで多くの写真家が左上のファインダーをのぞき、数々の名作を生み出した。また、ライカ銀座店2階にある「ライカギャラリー東京」も同じく20周年を迎える。ドイツ・ウェッツラーに続く世界で2番目のライカ直営ギャラリーとして誕生した同ギャラリーでは、これを記念した写真展「Timeless Vision」を開催する。
この写真展はライカギャラリー・インターナショナル代表兼アートディレクター カリン・レーン=カウフマンのキュレーションによるもので、これまでライカギャラリー東京で写真展を開催した国内外の著名な写真家12名による35点の作品で構成される。
会場には、ライカの写真史を象徴するアーカイブコレクションより、エリオット・アーウィット、セバスチャン・サルガド、アンリ・カルティエ=ブレッソン、コンスタンティン・マノス、ユルゲン・シャデベルク、ブルース・ギルデン、ルネ・ブリ、ロベール・ドアノー、マルク・リブーによる厳選された珠玉の作品群、そして、ハービー・山口、川田喜久治、大石芳野による代表作の中からその歩みとライカとのかかわりを象徴する作品が展示される。いわば、写真界のオールスターによる時代を超えた豪華なグループ展となっている。
期間は2026年4月26日(日)から7月21日(火)まで。ライカの魅力、写真の素晴らしさが詰まった、こちらの写真展もお見逃しなく。
ライカカメラジャパン