【行政窓口までAI化】Googleがベルリンに開設した、“未来のAI拠点”とは

  • 文:河内秀子
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BERLIN ベルリン/ドイツ

開館式

開館式には市長(左から2番目)や連邦デジタル大臣(右端)らが登壇。

今年3月、ベルリンにグーグルのAIセンターが新設され、話題を呼んでいる。同社のAIセンターは世界各地にあるが、ここはドイツへの55億ユーロの投資の一環で、科学技術、経済界・政治との連携強化に重点を置いている。150年の歴史を誇る豪奢な建物は世界中のグーグルオフィスのなかでも最も訪問者数が多い人気の建物だ。

センターでは年間200近いイベントを計画、次世代3Dビデオ会議システム「グーグル・ビーム」など最新のAI技術を体験できるデモスペースもある。市とタッグを組み、AIを使って行政手続きをわかりやすい会話式にする計画も進んでいるとか。ベルリンが欧州の技術革新の中心地となる日も近い?

「博物館島」の向かいにあるオフィス
博物館や美術館が集まる世界遺産「博物館島」の向かいにあるオフィスは、19世紀末にバウハウス初代校長の大伯父マルティン・グロピウスらが設計、デヴィッド・チッパーフィールドの手で近代化を果たした。