トヨタが「ハイラックス」をフルモデルチェンジし、5月28日に発売した。1968年の初代誕生以来、世界190以上の国と地域で販売されてきたピックアップトラックが、デザインと機能の両面で進化を遂げた。
今回の新型ハイラックスで最も大きな変化はエクステリアだ。デザインキーワードに掲げられたのは「Cyber SUMO」。力士の「立ち合い」から着想を得たフロントマスクは、大型グリルやオーバーフェンダーによって力強さを表現しながら、シャープで先進的な印象も備えている。
ラインアップは標準仕様の「Z」と、よりタフな個性を強調した「Z“Adventure”」を設定。「Z“Adventure”」には専用フロントロアバンパーガーニッシュやスポーツバーを採用し、存在感をさらに高めた。
インテリアは、悪路でも車両姿勢を把握しやすい水平基調のデザインを採用。12.3インチセンターディスプレイを独立配置することで視認性を向上させたほか、幅広いセンターコンソールによってタフな世界観を演出している。
全長5325mmのボディには、キャビンと独立したデッキスペースを備え、アウトドアから仕事まで幅広い用途に対応。伝統のラダーフレーム構造やパートタイム4WDに加え、マルチテレインセレクトを標準装備し、高い悪路走破性を確保した。
パワートレインは2.8L直噴クリーンディーゼルエンジンと6速ATの組み合わせ。力強いトルクと優れた耐久性に加え、静粛性も向上している。
安全面ではToyota Safety Senseを強化。交差点での車両や歩行者の検知機能を拡充したほか、プロアクティブドライビングアシストも採用し、日常走行での安心感を高めた。
メーカー希望小売価格は「Z」が498万800円、「Z“Adventure”」が550万円。デザインと機能を磨き上げた新型ハイラックスは、ピックアップの新たな選択肢として存在感を放っている。





































