スマートフォンのカメラ性能が飛躍的な進化を遂げたいま、注目したいのが、写真の「表現力」。普段からライカのM型カメラを愛用するモデル・映像作家の安井達郎が、シャオミの最新機種「Xiaomi 17T Pro」を手に、日常の風景を撮り下ろした。
ライカらしい撮影体験まで、忠実に再現したインターフェイス
単なるスペック競争を超え、写真を撮る楽しさそのものに向き合ったスマートフォンが登場した。ライカとのパートナーシップから生まれた「Xiaomi 17T Pro」だ。普段からライカのM型カメラを愛用する安井達郎に、この最新機を日常のなかで試用してもらった。
「画面を開いた瞬間、ライカと同じようなインターフェイスが現れて驚きました。レンジファインダーを思わせるフレームもそうですし、シャッター音も心地よい。単にロゴを載せただけではなく、ライカらしい撮影体験までしっかり再現されていると感じました」
その印象を支えるのが、1/1.31インチの大型「Light Fusion 950」センサーと、「Leica Summilux」光学レンズの組み合わせだ。さらに3500nitsの超高輝度ディスプレイが快適なフレーミングを支える。
---fadeinPager---
ブレやボケまで味わいになる、ライカレンズの表現力

安井が今回選んだテーマは「愛着のある日常風景」。何気なく通り過ぎる街の風景から、家族との食卓、自宅の一角に落ちる光まで、日々の暮らしのなかで心を留めた瞬間を写し取った。
「特別な場所や出来事よりも、普段から好きなものや大切にしているものを撮ることが多いんです。日常のなかで心が動いた瞬間を残したいと思っています」
普段は50㎜の標準レンズを中心に撮影する安井にとって、複数の焦点距離を使い分けられる体験も新鮮だった。なかでも印象的だったのが、5000万画素の光学5倍望遠(約115㎜相当)だ。
「普段は望遠レンズを持ち歩くことが少ないので、この115㎜の世界はすごく新鮮でした。遠くの被写体を切り取れるだけでなく、背景との距離感や空気感まできれいに描写してくれる。無理なデジタルズームではなく、純粋に画質がいいと感じました」
---fadeinPager---

さらに安井が高く評価したのが、ライカの思想を色濃く反映したモノクロームモードだ。「黒の表現に深みがあり、ライカらしい質感を感じました。シャドウからハイライトまでの階調も自然で、見たままの空気をきちんと残してくれる。撮影していて純粋に楽しいモードですね」

---fadeinPager---
どこにでも持ち歩くスマホだから撮れる、なにげない日常のひとこま

プロモードではRAW形式での撮影にも対応しており、撮影後のレタッチ耐性も高い。撮って終わりではなく、自分らしい表現へと仕上げる余地まで備えている。
「ライカに憧れはあるけれど、まだ手が届かないという人にも薦めやすいと思います。スマートフォンだからこそ、心が動いた瞬間を逃さず撮れるのも魅力ですね」

「Xiaomi 17T Pro」は、日常を記録するだけでなく、表現する楽しさも与えてくれる。写真を自由に楽しみたい人にとって、魅力的な一台だ。

