スニーカーでありながら、ブーツにもなる。しかも、ミュールや室内用スリッパとしても使える——そんなユニークな発想をかたちにした「東京デザインスタジオ ニューバランス」のコンセプトシューズ「ニオビウム コンセプト・ワン」が、6月26日に復刻発売される。2020年の登場以来、初めての復刻となるモデルだ。
最大の特徴は、アッパーを付け替えることで、一足が3つのスタイルへと姿を変えること。透湿防水素材「eVent」を採用したブーティー仕様なら雨の日でも頼もしい防水ブーツに。ライニングを付け替えれば脱ぎ履きしやすいアウトドアミュールとなり、さらに室内ではスリッパとしても活躍する。天候や行き先に応じて、一足を使い分けられる発想がユニークだ。
ベースとなるのは、ニューバランスのトレイルランニングモデル「MT801」のソールユニット。アウトドア由来の機能性を生かしながら、ライフスタイルに合わせてかたちを変えるというコンセプトは、2020年の登場時にも大きな注目を集めた。今回の復刻では、柔らかな印象の「BUTTER YELLOW」と、経年変化を思わせる「WASHED NAVY」の2色を新たにラインアップしている。
「ニオビウム」という名前は、元素記号「Nb」を持つ金属・ニオブに由来する。高い強度と加工によって表情を変える特性を持つこの金属になぞらえ、「美しさ」と「可変性」というコンセプトを表現。伸縮性のある素材を使ったアッパーに加え、シュータンとかかとにはジップ開閉システムを採用するなど、その思想を細部のつくりにも落とし込んでいる。
スニーカーに求められる役割が広がるいま、一足でシーンを横断できる「ニオビウム コンセプト・ワン」は、6年前に提示された未来のアイデアが、ようやく時代に追いついたようにも映る。単なる復刻ではなく、その発想そのものを改めて楽しみたい一足だ。
ニオビウム コンセプト・ワンは6月26日より、ティーハウス ニューバランス、ニューバランス 六本木 19:06、アンド ダイス アンド ダイス サポーテッド バイ トーキョー デザイン スタジオ ニューバランス、ニューバランス公式オンラインストアのほか、一部の東京デザインスタジオ ニューバランス取扱店舗で販売される。