ジャガー・ルクルトを代表するスポーツウォッチコレクション「ポラリス」に、新しい「ポラリス・デイト」が加わった。ケースサイズは40㎜へと見直され、ブランドが培ってきたスポーツウォッチのDNAはそのままに、より洗練されたプロポーションへと進化を遂げている。
ポラリスのルーツは1968年に誕生した「メモボックス・ポラリス」にある。アラーム機構を備えたダイバーズウォッチとして登場し、当時としては大胆なケースデザインや高い実用性で、スポーツウォッチの歴史に名を刻んだ存在だ。2018年には、その名を現代へ受け継ぐコレクションとして「ポラリス」が復活。以来、スポーツ性能とエレガンスを兼ね備えたジャガー・ルクルトらしい一本として人気を集めている。
1970年当時の「メモボックス・ポラリス」の広告。
今回の新作では、ケース径を40㎜、厚さを12.9㎜に抑えることで装着感が向上。ケースはサンレイブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせ、2つのリューズや回転式インナーベゼルといったポラリスならではのデザインコードも継承している。20気圧防水を備え、スポーツウォッチとしての高い実用性も健在だ。
文字盤にも、ジャガー・ルクルトのクラフツマンシップが凝縮されている。グレイン仕上げとサンレイ仕上げを施したベースに、カラーラッカー7層、さらに半透明ラッカー35層を重ね、さらに手作業でていねいに仕上げることで奥行きのあるダブルグラデーションを実現。光の当たり方によって表情を変えるブルーダイヤルは、スポーティでありながらどこかドレッシーな気品も漂わせる。
ムーブメントには、自社製自動巻き「キャリバー899」を搭載。約70時間のパワーリザーブを備え、サファイアクリスタル製ケースバックからは美しく仕上げられた機構を鑑賞することもできる。設計から製造、組み立てまでを一貫して自社で手がけるジャガー・ルクルトならではのマニュファクチュール哲学が、この一本にも息づいている。
サイズダウンというアップデート以上に印象的なのは、半世紀以上受け継がれてきたデザインと技術を、現代のライフスタイルへ無理なく溶け込ませたこと。新しいポラリス・デイトは、ジャガー・ルクルトのスポーツウォッチの魅力をあらためて伝える、完成度の高い一本と言えそうだ。
ジャガー・ルクルト
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