ミラノデザインウィークで紹介された新作椅子、ライトから、ピカソとポール・スミスの融合まで、今注目の最新アート記事3本をお届け。
第3位 【ポール・スミスが空間を演出】ピカソの名作約80点が新鮮によみがえる展覧会が開催|国立新美術館

ピカソ没後50周年を記念し、パリ国立ピカソ美術館で2023年に開催された特別展『Picasso Celebration: The Collection in a New Light!』をもとにした国際巡回展が国立新美術館(東京・六本木)で開催中だ。会場のレイアウトを手掛けたのはデザイナー、ポール・スミス。ピカソの名作を新たな視点で鑑賞できる、驚きと発見に満ちた展覧会だ。
アイデアの源は、子どものような好奇心
「私がピカソから学んだのは子どものような好奇心です。彼はいつも新しいアイデアを追求していて、クラシックなドローイングからコラージュ、セラミックまであらゆる手法に挑戦しました。私自身はファッション業界に入って55年が経ちますが、目の前のものを見るだけでなく、右や左に視線を向けながらいつもアイデアを見つけています」。
展覧会開催を前に、世界的なファッションデザイナーはこう語った。会場を構成するにあたっては、20世紀を代表する偉大な芸術家に敬意を表し、アートディレクターに徹して取り組んだという。

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第2位 カッシーナやイケア、フロスにイソップまで。空間にこだわる大人が選びたいライト4選
〈ミラノデザインウィーク2026レポート〉
インテリア業界を牽引する老舗ブランドからファッションメゾンまで、多種多様な表現を見せたミラノ・デザインウィークからおしゃれなライトを厳選して紹介。日本で近く発売が開始する新作も目白押しだ。

フロス photo: FLOS
月の光がガラスに宿る、進化系モジュラーランプ
フロスは、コンスタンティン・グルチッチが2019年に発表した「ノクタンブル」を進化させた新コレクション「ノクターン」を発表した。月のやわらかな光の輝きにインスパイアされた本作は、スポットを照らすコーン型(写真)と、やわらかな拡散光を放つ半球型の2タイプがある。両タイプとも、メインの光源の他にガラスの部分そのものがアンビエントに光る「デュアルLED」を採用している。日本での発売は2027年を予定している。

サイドテーブルから昇華した、光を放つ彫刻
カッシーナの若手デザイナー育成プロジェクト「パトロネージュ」の第1弾に選ばれたリンデ・フレイヤ・タンゲルダーは、自身の個展で「フルイド・ジョイナリー・ライト」を発表した。
2025年に発表されたサイドテーブルを照明として再解釈したもので、ガラス職人による手吹きのガラス製だ。透明、オパールホワイト、色付きの3層のガラスで構成され、点灯するとやわらかな乳白色の光が拡散される。日本での展開は2027年秋頃予定。
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第1位 【カリモク、カッシーナ、ルイ・ヴィトン】一生モノの椅子、ソファ8選。伝統とモードが交差する最旬デザイン
〈ミラノデザインウィーク2026レポート〉
インテリア業界を牽引する老舗ブランドからファッションメゾンまで、多種多様な表現を見せたミラノ・デザインウィークから新作の椅子・ソファを厳選して紹介。日本で近く発売が開始する新作も目白押しだ。

カリモクケースの美学が詰まったタスクチェア
架空のブティックホテル『A Thoughtful Stay』と題し、サローネで展示をしたカリモクケースから、ノーム・アーキテクツが手掛けたタスクチェア「N-TC01」が登場した。人間工学に根ざす機能性と彫刻的なシンプルさの融合をコンセプトに、丸みを帯びた座面と緩やかに湾曲する背もたれが心地よく身体を支える。
キャスターや高さ調節機能といった機能性もデザインに溶け込み、静謐な空間にも馴染む。公式オンラインストア、取扱店にて販売中。
レザーの帯が締め上げる、心地よい緊張感
ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンがクリエイティブディレクターとなり10年目を迎えた今年、新たなデザイナーのひとりとしてアルゼンチン人のクリスティアン・モハデッドを迎えたモルテーニ。モハデッドが手掛けたラウンジチェア「コルセット」は、ふくよかで丸みを帯びたクッションを、レザーのベルトで締め上げたデザイン。心地よさに美しく緊張感のあるアクセントが添えられている。日本発売は2027年春頃を予定。