【レバノン料理】食に保守的なイタリア人を魅了、その人気の理由とは

  • 文:坂本貴代枝
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MILAN ミラノ/イタリア

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メゼ(前菜)を盛り合わせた朝食プレート。ひよこ豆のフムスやそら豆を使った煮込みのフィール、野菜やハーブをふんだんに使った料理など、栄養バランスもいい。ひと皿7.5〜9ユーロ。

世界的に人気が高まるレバノン料理。ここ最近、ミラノにも突然十数軒のレストランがオープンし、にわかにブームが到来している。同じ地中海文化に根ざし、オリーブオイル、レモン、トマトをふんだんに使うレバノン料理は、食に関して保守的な国民性で知られるイタリア人にも親しみやすく、グループでシェアして楽しむトレンドも後押ししている。ひよこ豆やフムス、ターブリ(パセリのサラダ)など、肉を使わない料理が多く、健康志向のミラネーゼにも人気だ。地下鉄4番線トリコローレ駅に近いレストラン「メゼ」では、サジュと呼ばれる大きな鉄製ドームで、レバノンの伝統的なパン・ケベズを焼く香りが店内に充満し、食欲をそそる。

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手前がレバノン出身シェフのマラドーナ・ユセフ。イタリア版『MasterChef』への出演で一躍人気に。