【驚きのビーサン】足裏がくっつく歩きやすさ抜群の「アーチーズ」。惚れ込んだあまりに3足めもゲット!

  • 写真・文:一史
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こんなビーサンがあったとは!
平均的なスポーツサンダルを上回る、スタスタと歩ける街歩き性能。
足裏に吸い付き、ソックスのようにフィット。
ビーサン特有のぺったんぺったんが大幅に少ないから、脚に負担を掛けず歩き疲れがごくわずか。
それなのに見た目は典型的なチープシックの“ビーサン”。
「最高かよっ」ってことで、このたび靴棚に3色も並ぶこととなりました。
3足すべて今年ゲットしたもの。

伝える立場でファッション界と関わり続けてキャリアが長い“おっさん”にも、まだまだ未知の優れたフットウェアがあることを思い知らされました。
それくらいインパクトがあった、オーストラリア発「アーチーズ」との出会い。
きっかけは日本の輸入代理店「クロンティップ」が主催した、メディア関係者へのお披露目イベント。

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代理店の方のアドバイスを受けた適切なサイズ選びを経て、歩きテスト用に一足入手。
それを履いて街歩きしたところ、スイスイと足運びできて「歩くって楽しい!」と思わずニヤついてしまったほど。
やる気のない(いい意味で)ビーサンで街歩きすることにずっと憧れていたのです。
ビーサンの最上級とされるレザー素材の「アイランドスリッパ」なら一時期よく履きましたが、「パタパタして足に負荷が掛かるなぁ。踵の衝撃もキツイし」としだいに履かなくなりました。
しかしアーチーズを試して、ビーサンへの興味が再び沸き起こることに。

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とはいえそこはビーサンですから、ランニングシューズの快適さとは別の見方が必要です。
自分のなかでは「夏に体感と脚を鍛えるベアフットサンダル」と位置づけてます。
2〜3時間ほど近隣を徒歩で巡る買い物のとき、積極的に足を入れてます。
歩くことが心楽しくなり、ふだん使わない筋肉もほどよく動いている印象。

アーチーズのソール形状は、前後差がない平らな「ゼロドロップ」ではないものの、前傾斜は控えめ。
スポーツシューズでの歩きとは足運びが変わります。
足裏全体で着地する「フラット走行」ならぬ「フラット歩き」になります。

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最初に入手した色は水色。
「チープ感が魅力なんだからポップにしよう」と思ったのが大きな理由。
いいおっさんには、くすんだ色が似合わず(顔が老ける)、明るいほうがマシだったこともあります。

皆さんは意外に思われるかもしれませんが、全身の両端に位置する足下と顔はとても密接な関係性にあります。
丸顔の人は丸い靴が似合うし、四角い顔にはスクエアトゥが合います。
全身を写す鏡がない売り場で似合うかを探りたかったら、靴を顔に近づけ手鏡を覗いてみましょう。
しっくりきたら、まずOKです!

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水色に続けて白と黒を買い足したのは、服に合う色がほしかったから。
大人がビーサンで洒落見えさせるなら、色への配慮が欠かせないと考えています。
青・白・黒があれば、たいていの服装をこなせると判断。

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手持ち服でざっと組み合わせてみました。
夏はよく青を着ます。
気分がクリーンになることに加え、仕事で会う人も笑顔になってくれますから。
「涼しいですねえ」と。

とはいえ上写真のコーデは、まったくのビーチ・リゾート(またはプールサイド)ですね。
実際に街中で着るときは、パンツを長め丈の濃いネイビー、もしくはグレー短パンに変えると思います。

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ブラックベースの組み合わせ。
上下の服が夏には印象が重い黒のとき、大人なら足下は白サンダルのほうが軽快に洒落るでしょう。
ただ黒ビーサンは素足で足入れしたとき、甲にくっきりと「V字」が浮かぶ図案としての魅力がありまして。
上写真のようにトップスがグラフィカルなときは、黒ビーサンにしてグラフィック表現するのもアリかと。

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パステルトーンの色組み合わせ。
若者には爽やかすぎる服装でも、おっさんにはこれくらいがちょうどいいのです。
なんというか……フツーの人になれます。

夏は服装のどこかが白なことが多いため、白サンダルはやっぱり便利。
白のビーサンを履く人はまだ少数派かもしれません。
(男性の場合は)
それだけに、ちょっとした個性も出せると期待して履いてます。

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アーチーズは平らに歩くためでしょうが、踵のすり減りが少ない。
耐久面を考慮して2足買うことはしなくていいと思われます。

以上、絶賛ばかりのビーサン話でしたが、欠点も挙げておきましょうか。
わたしの場合はよく地面に突っかかること。
トゥをぐいっと突き立ててしまい、ぐにゃっと曲がることがよくあります。
ただ幸いにも素足が地面に触れたことはありません。
素足が露出するビーサンは怪我が怖いですよね。

汚れやすいのも少し困りもの。
どのサンダルブランドでも同じでしょうが、白と水色は爪先の汚れが目立ちます。
(ここでの掲載品はブラシでゴシゴシと洗ったものです!)

では最後にエピソードをひとつ。
アーチーズを履き、パリでショー発表するファッションブランドのダブレットの2027年春夏展示会に行ったときのこと。
北参道(代々木)の会場でデザイナーの井野将之さんに、
「久しぶりですね。元気ですか!?」
とお声がけいただきました。
実は今年年始に大病を患ったものですから、一瞬答えに窮して「(病気の話なんかしたくないし……)あ〜、そーだねぇ〜……」とボソッと口にしたら、
「元気ですよ!ビーサンで歩いてるなんて、この展示会場のなかで一番元気な人じゃないですか(笑)」
と笑顔を振りまいてくれました。

確かにそうですねっ。
アーチーズが常識を覆すくらい歩きやすいとはいえ、ビーサンで都会を歩き回ってるおっさんは、なるほど元気だ w

なおアーチーズのネット通販は、代理店クロンティップの公式オンラインストアが一番かと思われます。
発送も早いですし。
https://archiesfootwear.jp/
サイズ選びが確実な実店舗での入手なら、スポーツショップ「オッシュマンズ」がよさそうです。
がっつり取り扱っているそうなので。
(26年8月現在のオンラインストアのサイズ在庫はクロンティップより豊富)。
https://www.oshmans.co.jp/shop/

価格は各色メンズ・ウィメンズともに、5,940円。
「ハワイアナス」の2倍近くするものの、トライして損なしの逸品だと思います!

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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