【アステカ遺跡を望む、19世紀の宮殿】200点超の民族衣装や織物を集めた博物館がメキシコシティに誕生

  • 写真&文:長屋美保
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MEXICO CITY メキシコシティ/メキシコ

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19世紀初頭のコロニアル様式の宮殿を活かした建物。アステカ帝国の大神殿テンプロ・マヨールの遺構の一部が見える。

メキシコシティの大広場ソカロ近くに、「先住民族・アフロメキシコ系民族テキスタイル博物館(Museo Textil de los Pueblos Indí
genas y Afromexicanos)」が6月にオープンし、好評を博している。3フロアには歴史的にも重要な200点以上のテキスタイルを常設展示し、織機の技術、天然染料の製法、繊維の種類、刺繍の技法、儀式用衣装などを学べる構成だ。職人や研究者、専門家を講師に迎えたワークショップも開催され、ミュージアムショップも併設している。入場料は一般95ペソで、12歳以下と民芸職人は無料。月替わりのイベントも充実し、9月にはアフロメキシコをテーマにした講演会やダンス、コンサートのほか、仮面の企画展も開催される。

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18世紀にトラスカラ州のナワ族が制作した、羽毛を使った「ティルマ」の復元品。原品はローマ文明博物館に所蔵。職人たちが伝統技法を用い再現した。