スイスの高級時計メゾン、ジャガー・ルクルトが、没入型体験イベント「The Valley of Inventions―発明の渓谷」展を、10月1日〜6日まで六本木ヒルズカフェで開催する。2026年夏にオープンした銀座並木ブティックを記念するもので、メゾン発祥の地、スイス・ジュウ渓谷を起点に、190年以上にわたる発明の歩みをたどる。
ジャガー・ルクルトの歴史が始まったのは1833年。ジュラ山脈の高地に位置するジュウ渓谷にルクルトの時計製造工房が設立され、以来、新たな生産工具や製造工程、複雑機構などを生み出してきた。現在では82のアトリエ、108のクラフト、235の技術をひとつ屋根の下に集結。その発明の歴史は、430件を超える特許にも表れている。
会場では、その歩みを「精度とクロノメトリー」「精度とトゥールビヨン」「精度と多軸トゥールビヨン」「精度とコンプリケーション」という4つのチャプターから紹介。2026年の新作も並び、「マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター」や「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・ジャンピングデイト キャリバー178」、さらにエナメルやエングレービング、ジェムセッティングを用いた「ヴァレ・デ・メルヴェイユ」コレクションを見ることができる。
なかでも注目したいのが、ジュウ渓谷のマニュファクチュールから来日する時計師とメティエ・ラール工房の職人による実演だ。エナメル装飾の工程や、複雑な時計機構を組み立てる手仕事を間近で見られる。完成した腕時計だけではわからない、精緻なものづくりの舞台裏に触れられる貴重な機会となりそうだ。
さらに、自然の美しさと多様性を讃える「ヴァレ・デ・メルヴェイユ」コレクションも見逃せない。エナメル、エングレービング、ジェムセッティングなど、メティエ・ラール工房のクラフツマンシップが注ぎ込まれたタイムピースが紹介される。
「ヴァレ・デ・メルヴェイユ」コレクションのひとつ。エナメル、エングレービング、ジェムセッティングなど、メティエ・ラール工房が培ってきた技が用いられている。
そして体験は、時計を見ることだけでは終わらない。ミシュラン2つ星シェフのジル・ヴァローヌがジュウ渓谷から着想し、考案したレシピをもとにした特別なチーズバイトも数量限定で提供される。技術や食を通して、その土地に根づく文化まで五感でたどる。六本木に現れる6日間だけの“発明の渓谷”で、ジャガー・ルクルトのものづくりを体感してみたい。
ジャガー・ルクルト「The Valley of Inventions―発明の渓谷」展
開催期間:2026年10月1日(木)~ 10月6日(火)
会場:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズカフェ
開場時間:11時~19時(10/1、2、5、6は17時まで)
入場無料