最新の服に身を包んだ人=お洒落な人だろうか?ファッションが自分を表現するためのものであるならば、なにを着るかはもちろん、考え方やこだわりも、人の数だけあっていい。長年ファッションショーを見続けているベテラン記者の証言や、実用的で実務的なスタイリングを重視するスタイリストの哲学、手仕事でつくられた服を長年大切に着続ける書店店主の思想、スーツ探しを自分探しと言うファッション・ディレクターの人生観など、本特集では、ファッションと真摯に向き合う人たちが存分に語る。多様な価値観に触れると、ファッションがもっと楽しくなるはずだ。
目次
ファッションについて
語るときに
あの人の語ること。
1人目/後藤洋平
絶対に買うと決めている、
デザイナー初期の服。
2人目/小笠原拓郎
コム デ ギャルソンの服を、
身に纏いたい理由。
3人目/尾崎雄飛
ファッションにおける、
「用の美」について。
4人目/小野田 史
エルメスの黒、
「ノワール」こそ“最上”だ。
5人目/アレクサンドル・シャプリエ
フレンチ・シックは、
計算が見えてはいけない。
6人目/小暮昌弘
心躍る、
「新しい服」を追い続けたい。
7人目/森岡督行
十年単位で着たいから、
思い出が宿る服がいい。
8人目/小木基史(Poggy)
ハットに挑戦し続けて、
僕の“顔”を手に入れた。
9人目/山下英介
スーツ探しとは、
自分探しである。
10人目/大園英樹
追求しているのは、
まるで白米のようなデニム
11人目/岩井良太
デザイナーの僕を虜にした、
ニットの魅力。
12人目/ブライアン・トランゾ
こんな時代に、
美しいシャツを着る愉悦。
13人目/金子恵治
定番品を再編集したものが、
好きで好きで。
14人目/高橋一史
胸を張って選びたい、
新進ニッポンブランド
MODE SCAPE
時代を牽引する16ブランドのクリエイション
語れる「ニュースタンダード」で、
秋冬を愉しむ。
いま欲しいのは、
“品”を感じる靴とバッグ
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一枚革のレースアップシューズ
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