1959年のイギリスに誕生した大衆車「ミニ」ほど、長い歴史を刻んだクルマはない。
発売当初は燃費のよいクルマとして受け入れられ、60年代にはラリーカーとして活躍。
さらに、ポール・スミスやジョン・レノンなどの文化人から、エリザベス女王に至るまで、
階級を超えて多くの人々に愛された。それぞれの時代で培われてきたそのイメージは、
2000年にBMWミニとして生まれ変わったいまもなお継承され、強烈な個性を放っている。
なぜ、ミニはこんなにも魅力的なのか? 今回のPenは、そんなミニの魅力を
明らかにするため、デザイナーやブランドマネージャーなどミニを育てた男たちから、
新旧のミニオーナーまで徹底取材した。さらに50年以上にわたってミニを生産し続ける、
伝統の英国オックスフォード工場にも潜入。その先に見えてきたのは、
小さな巨人に秘められた、たぐいまれなるクリエイションだった。
目次
ついに初上陸した、クロスオーバーとは。
その歴史は、半世紀前に幕を開けた。
随所に秘められた、デザインの方程式。
時を重ねた聖地に息づく、ミニの魔法。
ミニの魅力は、新旧では分けられない!
それでも英国人は、古いミニに夢中?
クーパーの真意を語る、時代の目撃者。
戦いの場でも、他を圧倒したのはなぜか。
ミニの世界は、いつも驚きに満ちている。
変幻自在な姿が、創作意欲を刺激する。
自分仕様の1台を、作り上げる楽しさ。
多種多彩なエンブレムには、意味がある。
進化し続けるから、魅力は色あせない。
【とじ込み付録】 男のスイーツ
Elegant Transformation HERMES
パリの左岸から届いた、エルメスの新しい風。
Brand Selection
A.ランゲ&ゾーネ、歴史を育む進化形。
■editor’s view/ニュースなモノ語り。
■ニューヨーク裏情報 ■男もパリだ!
■目が離せないロンドン ■ミラノ快楽主義
■疾走するベルリン ■刺激の宝庫アムステルダム
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■笑う食卓 ─立石敏雄
■創造の現場。─ ベンジャミン・リー
■デザインの感性 ─猪飼尚司
■デジタルの知性 ─ ガンダーラ井上
■数字が語る、クルマの真実。
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