スポーツが得意で空想好きなビーグル犬「スヌーピー」、
赤毛の女の子に恋する飼い主のチャーリー・ブラウン、
個性豊かなキャラクターたちが登場する「ピーナッツ」は、
生みの親であるチャールズ・M・シュルツが
50年にわたって毎日コツコツと描き続けたコミックだ。
子どもたちの何気ない日常を描きながらも
人間の真理を鋭く突いている点が、
誰もが共感を覚え、愛されてきたゆえんだろう。
「ピーナッツ」ゆかりの町であるサンタローザから
著名人たちが語る「ピーナッツ」愛まで、
さまざまな角度からその奥深い世界へと案内する。
目次
みんなのスヌーピー
- スヌーピーの原点を探る。
スヌーピーの故郷、サンタローザへようこそ。
チャールズ・M・シュルツが、心から愛した場所。
〝スパーキー〞に愛され、愛し続ける人々。
「ピーナッツ」のすべてがわかる、ミュージアムへ。
知られざる原点に、名作の萌芽を見つける。
スヌーピーの絵は、こうやって変化してきた。
ニュース誌の顔にもなった、カバー〝ドッグ〞 - 3つのテーマで読み解く、シュルツの視点。
【宇宙】 月に着陸したビーグル犬は、宇宙開発のシンボルに。
【音楽】 ジャズからベートーヴェン、人々の心をつかむ音楽の秘密。
【言葉】 子どもたちの言葉の数々が、大人の心を刺激する。
もっと知りたい! ピーナッツとシュルツの言葉 - ピーナッツの歴史とこれから。
描き続けて50年、「ピーナッツ」をたどる。
チャーリー・ブラウンと仲間たち、人物相関図。
思いを受け継ぎ、生き続けるキャラクター
ピーナッツの世界観を守る、エディターの仕事。
シュルツが力を注いだ、アニメーションとは。
未来をつくるTAKE CARE with PEANUTSプロジェクト - スヌーピーに会いに行く。
何度でも訪れたい、スヌーピーミュージアム
マニアならずとも巡りたいピーナッツの聖地。 - クリエイターたちを惹きつけるスヌーピーの引力の正体。
最強コレクターに聞く、共感を集める理由。
ノリタケと探る、名匠シュルツの描く「線」。
赤い屋根の小屋の中は、いったいどうなってる?
私のお気に入りの、「ピーナッツ」の仲間たち。
トリビュートミニ絵本『Happeanuts』 荒井良二 作・画
洒脱な線ですべてを伝える、カッコよさ。