京都を旅するなら、ひとりで行くことをお薦めしたい。何しろ、見たいもの、味わいたいものが多すぎるからだ。寺社や日本庭園の奥深さを心ゆくまで鑑賞したり、幕末を駆け抜けた新選組ゆかりの地を巡ったり、書店で買った本をカフェで読みふけったりーーー 。そんな贅沢な時間が過ごせるのも、ひとりだからこそ。お気に入りの割烹で京料理に舌鼓を打った後は、バーで静かにグラスを傾けるのもいいだろう。通が案内するスポットから、暮らすように泊まりたい宿まで、ひとり京都のための完全ガイドをお届けする。ぜひ、自分のペースで京都のすべてを堪能してほしい。
目次
完全保存版
ひとり、京都。
通が案内する、
わたしのひとり京都。
木村宗慎 茶道家│名和晃平 彫刻家│細尾真孝 細尾取締役
多才な美術家、
本阿弥光悦を知っているか。
美術館は、
単独の芸術家・コレクターに着目。
若い職人が生み出す、
伝統と革新の融合。
日本人の美意識に影響を与えた、
禅宗とは?
訪れたい寺社が、
市内にはまだまだあります。
見方を知って深遠さに気付く、
4つの名庭。
欧米の様式を取り入れた、
古都の近代建築。
情緒溢れる古都で、
異彩を放つ美しき教会。
手のぬくもりが感じられる、
男の道具。
幕末を駆け抜けた、
新選組の足跡を追え!
気おくれせずに満喫できる、
初めての祗園。
店主の趣向がにじみ出る、
小さな個性派書店。
暮らすように泊まりたい、
京都の厳選宿5軒。
おいしい京都、
ここにあります。
カウンター割烹
おばんざい
カジュアル割烹
酒場の新旧
気鋭のシェフ
B級グルメ
カフェ・喫茶店
朝ごはん
ランチ
丼
昼呑み
バー
日本酒バー
京スイーツ
卵サンド
京土産
古都の佇まいと、男の着物。
ひとり京都を楽しむための、京都全マップ
※本誌は、『Pen』2016年1月1日・15日号(No.397) 「ひとり、京都。」をもとに、再構成したものです。