日常を輝かせる、 4つのニュースタンダード

  • 写真:青木和也
  • スタイリング:飯垣祥大
  • 編集 & 文:一史

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優れたアイテムには、日常を非日常に変える力がある。新鮮な表情がありつつも、トレンドに流されず長く愛用できる、ラグジュアリーな逸品をセレクトした。

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ミニマルな造形が際立つ、シハラのリング

日本人デザイナーの手による、装飾要素を削ぎ落とした造形のジュエリーブランド、シハラ。写真下のリングは指の上に乗る部分が平面的な長方形フォルムの「シグネットリング」。上はそのリングをベースに、正八面体のラフカットダイヤをケージ状の空間に閉じ込めたもの。ダイヤはケージ内で動き、その先端が肌に触れる。上:ダイヤ入りセミオーダーリング ¥580,800~ 下:リング ¥374,000/ともにシハラ(シハラ トウキョウ/TEL:03-6427-5503)

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海外デザイン+日本製造、コヨリのアームチェア

2022年にミラノデザインウィークでグローバルローンチされた日本発の家具ブランド、コヨリ。複数アイテムを展開しているが、ここに掲載するのはパリを拠点にするデザインユニット、ロナン&エルワン・ブルレックが手がけた「Kawaraアームチェア」。製造は天童木工で、合板の処理が巧み。カーブしたアームは腰掛けるとすっと手に馴染む優しさを秘めている。椅子(W54.8×D53.1×H82.2 ㎝)¥286,000/コヨリ(コヨリ「天童木工」TEL:0120-01-3121)

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新発想のドレスシューズ、ジ・オニツカの「ダービー」

ジ・オニツカは日本発のファッションブランドとして名高いオニツカタイガーが、1949年から続く歴史を新たに再解釈したドレスシューズライン。ラインアップの軸となるシューズのなかで、シンボリックな型がこの「ダービー」である。トウキャップがクラシカルな雰囲気を漂わせながら履き心地はスニーカーのごとく快適。優雅に毎日を過ごせるネクストレベルのドレスシューズだ。¥41,800/ジ・オニツカ(オニツカタイガージャパンお客様相談室)

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進化型ラグジュアリー、ザ・ロウのオーバーシャツ

ラグジュアリーなミニマルデザインの評価が年々高まるザ・ロウ。メンズは2018年からのスタート。生成りに近い色のシャツの生地は、コットンをベースにカシミアとポリウレタンを混ぜたもの。厚手でぬめりもあるブランド定番のファブリックだ。ゆったりと羽織るシルエットのシャツは現代のマストアイテム。まさに新定番にふさわしい大人のワードローブである。シャツ¥258,500/ザ・ロウ(ザ・ロウ・ジャパン/TEL:03-4400-2656)

オニツカタイガージャパンお客様相談室 TEL:0120-504-630