デニムを中心とした服や小物はもちろん、広告キャンペーンにもクリエイティブが冴えるファッションブランドの「ディーゼル（DIESEL）」。そんな同ブランドが、K-POPグループ「SEVENTEEN」のメンバーであるホシ（HOSHI）をブランドアンバサダーに起用した。SEVENTEENは、今年発売したベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』が米ビルボードのメインチャート5位を記録し、タイトル曲「MAESTRO」は音楽チャートで一位を独占するなど、グローバルシーンで破竹の勢いを見せているグループだ。

ディーゼルとホシの関係は2024年初頭から始まっていた。2月にミラノで開催された2024年秋冬コレクションのランウェイショーや、5月の渋谷店オープニングイベントなど、彼はすでにブランドの重要な瞬間に立ち会ってきている。そして今回、正式にブランドアンバサダーとして迎え入れられることとなった。ディーゼルがホシを選んだ理由は明確だ。世界的なK-POPアイコンとして活躍する彼のパフォーマンスは、自信に満ち溢れ、自由な自己表現に富んでいる。この姿勢はまさにディーゼルのブランド理念と完璧に合致したものだ。カリスマ性と才能を兼ね備えたホシとのパートナーシップにより、ディーゼルのエネルギッシュなメッセージはさらに強力なものになると期待されている。今回の起用についてホシは、「ブランドアンバサダーとしてディーゼルファミリーの一員になれたことを嬉しく思います。私のさまざまな側面をディーゼルとともに世界に見せていきたいです」と、新たな挑戦への意欲を見せた。

7月20日には韓国・ソウルのドゥサン地区に、ディーゼル韓国最大の旗艦店がオープンする。クリエイティブ・ディレクターのグレン・マーティンスが手がけたこの店舗は、ブランドの大胆で実験的な新しいストアコンセプトを体現。VIPラウンジエリアを備え、ディーゼルの幅広い最新コレクションを取り揃えるだけでなく、限定の1DRバッグなど、ここでしか手に入らない特別なアイテムも展開される。ホシはブランドアンバサダーとして、このオープニングパーティーに出席する予定だ。

ホシとディーゼルのコラボレーションは、音楽とファッションの融合による新たな文化の創造を予感させる。K-POPの影響力とディーゼルの革新的なデザイン哲学が交わることで、どのような化学反応が起こるのか。世界中のファッション・音楽ファンの注目が集まっている。

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