シャオミ・ジャパンが7月3日に発売した「Xiaomi 4K モニター A27Ui」は、4Kモニター市場に新たな基準を打ち立てる存在になりそうだ。市場想定価格は39,800円。プロフェッショナル仕様の機能を搭載しながら、手の届きやすい価格を実現した27インチの4Kモニターだ。

手頃な値段で、求めた機能が揃ってる
本機の最大の魅力は、価格帯からは想像しにくいほどの技術的完成度にある。UHD(3840×2160)の高解像度IPSパネルに加え、95% DCI-P3・100% sRGBの広色域をカバー。さらに、出荷時の色校正によりΔE<1というプロ仕様の色精度を誇る。これは「色の違いがほとんど認識できない」レベルで、写真編集や映像制作など、高い色再現性を求められる作業にも対応する。
その性能を日常的に活かせるよう、快適な使用感にもこだわっている。TÜV Rheinland認証のローブルーライト設計に加え、独自の「Qingshan Eye Protection」技術とDC調光を組み合わせることで、画面のちらつきを抑え、長時間の作業でも目への負担を軽減してくれるのだ。
実用性の面でも使い勝手は優秀だ。USB Type-C接続により、ノートPCとの接続はケーブル1本で完結。映像出力と同時に最大90Wの給電が可能で、デスク周りの配線をすっきり整理できる。さらに、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 2.0×2など多彩な端子を備え、複数デバイスとの接続にも柔軟に対応する。
また、モニターの設置自由度も高い。高さ調整、縦向きモード、水平回転、チルト調整が可能な多機能スタンドを採用。VESA 75×75㎜マウントにも対応しており、モニターアームや壁掛けでの使用にも対応する。
高品質な4Kモニターを手頃に手に入れるなら、見逃せない選択肢となりそうだ。


