【Little Glee Monsterが語るドリカム】名曲をカバーし、歌い継ぐ覚悟

  • 編集&文:杉本勝彦
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喜びや挫折からなにげない日常の風景まで、人生に寄り添ってくれるドリカムの音楽。メンバーから「ベイビーズ」と呼ばれるドリカムファンたちに、好きな楽曲を選んでもらい、自身とドリカムにまつわるエピソードを訊いた。今回は、Little Glee MonsterのMAYU、アサヒ、かれんが、数多くのドリカム曲をカバーしてきた視点で語る。

DREAMS COME TRUEが9年ぶりとなる待望の最新アルバム『THE BLACK ○ ALBUM』をリリースする。J-POP が新たな地平に立ついまだからこそ、ドリカムが鳴らす鐘に耳を澄ませ、その“引力”を存分に語り合おう。

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世代を越えた名曲を、自分たちの声で引き継ぎたい

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Little Glee Monster●アーティスト。MAYU(左)1999年、大阪府生まれ。アサヒ(中)1999年、北海道生まれ。かれん(右)1998年、静岡県生まれ。2022年にミカ、結海、miyouが加わり、第二章がスタートした女性ボーカルグループ。26年5月からZeppツアーを開催。

とびきりのコーラスとハーモニーでこれまで数多くのドリカム楽曲をカバーしてきたLittle Glee Monster。活動初期からドリカムを歌ってきたかれん、MAYU、アサヒの3人は、カバーする際に大切にしていることを「リスペクトはもちろん、いい意味で原曲のイメージを変えられるように、自分たちらしく」と口を揃える。

耳馴染みのあるメロディを、豊かな表現力と緻密なコーラスワークで新鮮な響きへと更新してきた彼女たち。主旋律とコーラスの役割、声を重ねる位置やニュアンスを確認しながら、歌唱面で楽曲の輪郭が最も立ち上がるかたちを探ってきた。特に、コロナ禍の卒業生に向けて配信されたライブで披露したアカペラの「何度でも」は、力強いハーモニーで学生たちの未来を照らした。そしてこの曲は、かれんの運命を変えた一曲でもある。「歌とダンスの教室に通っていた小学1年生のとき、『何度でも』を人前で歌って先生に褒められたんです。その経験が大きな自信となり、歌手への道が開かれ、いまの自分がある」という。ドリカムから受け取った歌は、いま次の誰かへと手渡されている。

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Little Glee Monster が選ぶ、My Favorite 3 Songs

「LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜」 

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MAYUが母親から教えてもらい、好きになった曲。電話越しの男女の距離感と雪景色が冷え冷えとリンクする、そんな切ない歌詩が好きだと語る。アルバム『LOVE GOES ON...』に収録。 © ソニー・ミュージックレーベルズ

「晴れたらいいね」

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「ドリカムは経験と歌詩がリンクする」と話すアサヒは、「今度は私が運転するから」という歌詩に、自身が免許を取り家族を乗せた日のことを思い出す。 © ソニー・ミュージックレーベルズ

「何度でも」 

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かれんが子どもの頃から歌う曲。思うようにいかないときでも、前を向こうと思わせてくれる歌詩に、「背中を押されてきた人は、きっと私だけじゃない」と語る。 © ソニー・ミュージックレーベルズ

 

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