新開発の自社製キャリバー「GP9530」を搭載した、新作「ミニッツリピーター フライングブリッジ」が登場。新章を告げるタイムピースの鼓動が、いま世界に鳴り響く。
30を超える自社製キャリバーを擁し、80の特許を取得。さらに230年以上にわたる伝統を持つオートオルロジュリー、ジラール・ペルゴ。1791年に時計界におけるマニファクチュールの概念を確立し、長い歴史のなかで時計の心臓部であるキャリバー、そしてデザインの双方に深く向き合ってきた。そんな同ブランドから、新作「ミニッツリピーター フライングブリッジ」が登場した。半月前に新キャリバーを発表したばかりながら、続けて新型を投入し、時計業界を震撼させている。
本作の核となるのが、設計から開発、組み立てまで自社で行ったキャリバー「GP9530」。世界三大複雑機構であるトゥールビヨンとミニッツリピーター、さらにマイクロローター式自動巻き機構を一体化した新型だ。装飾と組み立てには440時間以上を費やし、475個の精密なパーツで構成。すべて熟練の職人の手により一つひとつ丁寧に仕上げられている。
さらに、複雑機構でありながらアロー型スライドピースの採用により3気圧防水も実現。芸術品として眺めるだけでなく、腕に着けて日常をともにできるロマンもある。
直径43.55㎜、厚さ10.75㎜のキャリバーに、2つの複雑機構とマイクロローター式自動巻きを内包する高度な設計。それを短期間で完成させた点こそが、ブランドの矜持を雄弁に物語っている。しかし、それだけではない。この時計の真価は豊かなミニッツリピーターの“音”にある。
ジラール・ペルゴは、古くから時計を視覚的要素だけでなく、聴覚で時間を計る側面にも注力してきた。本作ではとりわけ音響設計に力を注ぎ、音の純度を損なうノイズや干渉を避けるため、ゴングとゴングスタッドは単一の金属片から成形。さらに遠心力による打撃調整装置をムーブメントの背面へ配置している。
一見、単なる意匠に見えるオープンワークも、その軽やかな構造により最適な共鳴を得る設計としての側面を併せ持つ。また地板とブリッジには、ムーブメント全体に振動が伝わりやすいよう軽量で剛性の高いチタンを採用。音の反響が伝播しやすいよう、細部に至るまで設計が徹底されている。
複雑機構ながら実用性も兼ね備え、さらに豊かな音色を響かせるこの高度な機構は、長年ブランドが培ってきた技術の粋にほかならない。ジラール・ペルゴの新作「ミニッツリピーター フライングブリッジ」は、オートオルロジュリーの領域をさらなる次元へと押し上げた。新章を切り拓くタイムピースが奏でるメロディーに、いま静かに耳を傾けたい。
ジラール・ペルゴ / ソーウインド ジャパン
TEL:03-5211-1791
www.girard-perregaux.com