今年も革新的なコラボモデルが続々と誕生。セイコー プロスペックスとJAMSTECによるコラボ限定「マリンマスター」からウブロ×UEFAまで、2026年に発表された必見のコラボモデル4本を一挙に紹介する。
1. セイコー プロスペックス マリンマスター 1968 ヘリテージ JAMSTEC コラボレーション限定モデル
今回発表されたコラボモデルは、セイコーとJAMSTECの長年にわたる協力関係と、2026年に日本初の砕氷機能を備えた北極域研究船「みらいⅡ」が竣工することを記念したものだ。ダイヤルのデザインは極地探査の砕氷船が切り開く航路から着想。厚い海氷に閉ざされた北極海を氷を砕きながら進む砕氷船の姿は、セイコーのダイバーズウォッチ開発の歴史とJAMSTECの北極研究が海洋国家である日本の未来を切り拓いていくイメージにそのまま重なる。
砕けた氷を思わせる立体的な型打ち模様は、中央に向かってブルーの濃さが増しており、美しさと厳しさが同居する北極海の深淵を見事に表現している。表面を厚い透明な塗料で覆い磨き上げることで、立体感を演出しているのも特徴。これに対しブルーのセラミックスベゼルはダイバーズウォッチとしての機能性を強調しており、ダイヤルとのコントラストが効いた仕上がりとなっている。
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2. ビッグ・バン ウニコ SR_A
2026年1月、ウブロとサミュエル・ロスの協業新章となる「ビッグ・バン ウニコ SR_A by サミュエル・ロス オールブラック」が世界限定200本で発表された。
本作は従来の少量生産のトゥールビヨンから、実用的な自社製クロノグラフ「ウニコ」へと移行した戦略的モデルだ。42㎜のブラックセラミックケースは装飾を削ぎ落とし、ミニマリズムと「引き算」の美学を追求して本来の幾何学構造を際立たせた。
一方、マットブラックのスケルトンダイヤルからは内部機構が露出し、外装の静寂と内部の精緻な動きが対比を生む。ロスの象徴であるハニカム構造のラバーストラップも採用され、両者の成熟を示す新たな基準点となる一本である。
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3. クラシック・フュージョン クロノグラフ UEFA ヨーロッパリーグ チタニウム カーボン
ウブロから、UEFAヨーロッパリーグとの提携を記念した「クラシック・フュージョン クロノグラフ UEFA ヨーロッパリーグ チタニウム カーボン」が世界限定50本で発表された。
最大の特徴は、カーボンファイバーに大会カラーであるオレンジのグラスファイバーを練り込んだ独自のベゼルだ。配合が製造ごとにランダムなため、50本すべてが異なる模様を持つ「世界に一本だけ」のデザインとなっている。
ケースには軽量で実用的な42㎜のグレード5チタニウムを採用。ダイヤルやケースバックにはトロフィーのロゴが描かれ、特製ボックスにはミニチュアのレプリカも同梱。ファンの情熱と日常使いを両立させた、希少で特別なタイムピースである。
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4. パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “ジョージ・ラッセル”
ジョージ・ラッセルとコラボした「パイロット・ウォッチ」の限定モデルが登場。ケースにはブラックの酸化ジルコニウム・セラミックを採用。航空宇宙部品や歯科インプラントなどにも使われるこの素材は、軽量でありながら優れた強度をもち摩耗や熱などに強いという特性をもっている。1秒未満が勝敗を分ける過酷なレース環境において、強度に優れストレスなく着用できることを念頭に置いた仕様となっている。
IWCのロゴやインデックスにはブルーのプリントが施され、針には青色のスーパールミノバがコーティングされている。ブルーはラッセルのヘルメットにも使われている象徴的なカラーで、常にレース状況を冷静に判断しマシンの限界を引き出すドライビング技術で、戦略的に勝利を収める彼の強さを反映している。ブラック文字盤の中で鮮やかに立ち上がってくるブルーの色使いが見事なダイヤルデザインだ。