「靴と腕時計」Vol.16
スタイルの要となる“靴”と“腕時計”——。両者のベストなマッチングを考える。今回は、目前に迫った「FIFAワールドカップ2026」への熱狂と、日本代表への誇りを洗練されたライフスタイルへと昇華させた、ウブロとアディダスの名品を合わせる。
足元と手元で共鳴する、機能的な二面性
今回選んだスニーカーは、日本サッカーの歴史と誇りを足元に宿すアディダス「ジャパン JFA ホーム」だ。 1964年の歴史的なスポーツイベントに合わせて登場した名作「アディダス ジャパン」をベースに、日本サッカー協会(JFA)の象徴であるブルーとホワイトのカラーリングを落とし込んだ特別な一足。上質なスエードとレザーを組み合わせたアッパーには、ゴールドの「adidas JAPAN」の文字が輝く。
さらに、日本代表の象徴である「八咫烏(やたがらす)」のエンブレムが、北中米での新たな戦いへ向けた静かな祈りを物語っている。スポーツの情熱を秘めながらも、そのクラシックで端正なシルエットは、大人のカジュアルスタイルに品よく馴染む。
この足元に合わせたいのは、革新的な素材使いで知られるスイスの名門であり、2015年からサッカー日本代表のオフィシャルウォッチを務めるウブロの「クラシック・フュージョン クロノグラフ チタニウム ブルー ヴィクトリー」だ。
サテンとポリッシュ仕上げを巧みに組み合わせた45mmのチタンケースに、サムライブルーから着想を得た深いダークネイビーの文字盤が力強い存在感を放つ。3時位置のインダイヤルにはさりげなくサッカーボールのモチーフがあしらわれ、精緻な自動巻きクロノグラフが刻むリズムは、いよいよ開幕する世界最高峰のピッチにおける緊張感と歓喜の瞬間を想起させる。まさに現代を戦う大人のための勝負時計である。
このふたつを繋ぐのは、「日本代表を支える公式ギアと、誇り高きブルーの美学」だ。 日本代表の魂をユニフォームやシューズに宿すアディダスと、オフィシャルウォッチとして選手たちの時間を刻むウブロ。クラシックなローテク・スニーカーと、最先端のラグジュアリーウォッチ、この手元と足元のコントラストに共通のフィロソフィーを忍ばせること。それは、内に秘めた情熱をひけらかすことなく、静かに己のスタイルを貫く大人の流儀である。
クラシック・フュージョン クロノグラフ チタニウム ブルー ヴィクトリー/自動巻き、チタンケース、ケース径45mm、パワーリザーブ約48時間、5気圧防水、日本限定。¥1,705,000
