ニューヨークといって思い浮かべるのは何だろう。摩天楼、金融街。あるいはファッション、アート、食など最先端のトレンドを発信し続ける巨大都市であることだろう。しかし、いまニューヨーカーたちの心を捉えているのは、ドラマ「マッドメン」の世界で繰り広げられるような、60年代の古きよきニューヨークだ。スーツに身を包み、床屋でヘアスタイルをきめ、酒と女を愛し、自分が世界を動かすと信じてつき進んでいた時代。そんな伝統的なカルチャーにみんな夢中だ。プレッピーはアメリカにとどまらず世界中でブームを呼んでいるし、レストランやバー、食文化そのものも原点回帰の傾向が強い。一方でかつて工場地帯だったブルックリンは新興住宅地となり、若いクリエイターたちが集結、手作りのよさを再確認している。単なる懐古主義ではない、新しい感覚でとらえたオーセンティック・アメリカの魅力。ニューヨーカーじゃなくとも、ワクワクさせられるはずだ。そんなアツき男たちの源流を探しに、ニューヨークを訪れてみよう。
目次
目利きが案内する、古きよきアメリカ
トム・ブラウン ファッション・デザイナー
グレン・オブライエン 編集者/ライター
ロバート・ベルディ セレブ・スタイリスト/インテリア・デザイナー
ブライアン・ポール・クランプ アートギャラリー・ディレクター
ジェド・ウィノクール COACH アーキビスト
ジェイムス&カーラ・マーリー 写真家
アレクサンダー・オルチ ネクタイ・デザイナー
ブルックリン・メイドにこだわる男たち。
マスト・ブラザーズ・チョコレート
キングス・カウンティ・ディストラリー
スタンリー&サンズ
ヒルサイド
ローレン
ディー.エス.&ダーガ
ブルックリン・ブライン
キングス・カウンティ・ジャーキー
モーリス・キッチン
シックスポイント・ブリュワリー
ブルックリンは、ここがいまアツい。
アメリカン・トラッド、訪れるべき7店。
この街を動かす、最旬の感性を発信。
老舗中の老舗で、アメリカを味わう。
コーヒーとスイーツで至福のひと時を。
世界を刺激し続ける、NYカルチャー史。
魅力を再発見、男のニューヨークマップ
腕時計のポートレイト 並木浩一
RADO ラドー
ハイテク素材に、自動巻きの温もりが寄り添う。
スーツ至上主義 小暮昌弘
ラトッレの「A08」モデル
太陽光を反射する天然素材で、真夏でも快適な機能スーツ
natural sensitivity Theory
ナチュラルに表現する、セオリーの感性。
PenNews
DITOR'S VIEW/TOKYO NEWCOMERS/WORLD SCOPE/
DESIGN LOG/FASHION SQUARE
「白モノ」家電コンシェルジュ 神原サリー
アイウエアの真実 小谷知也
WHO’S WHO超・仕事人
PEN'S EYE
ART/BOOK/CINEMA/MUSIC
創造の現場。 ベンジャミン・リー
数字が語る、クルマの真実。 サトータケシ
Brand New Board
salon de SHIMAJI 島地勝彦